ロボット白書2014(9)ロボット関連の学会、国際会議
ロボット白書2014をもとに、ロボット研究・開発の発表の場における学会の取り組みをまとめてみたいと思います。
日本ロボット学会(RSJ)
日本ロボット学会は学問領域の進展を目指し、研究発表と技術交流の場を専門家に提供することを目的に1983年1月28日に創立
日本ロボット学会(RSJ)
http://www.rsj.or.jp/
日本機械学会(JSME)ロボティクス・メカトロニクス部門
ロボティクス・メカトロニクスに関する最先端の研究・技術開発を加速するための情報交換・交流の場を提供するとともに,国内外に情報発信を行うことで,ロボティクス・メカトロニクス分野における知の創造,知の共有,知の継承を支援し,その成果を社会に還元するための貢献
日本機械学会(JSME)ロボティクス・メカトロニクス部門
http://www.jsme.or.jp/rmd/
計測自動制御学会(SICE)システムインテグレーション部門
計測自動制御学会(SICE)システムインテグレーション部門
http://www.si-sice.org/si_div/
を中心に各学会学術講演会で毎年700件以上の講演が活発に行われている。
ロボットにおける国際的な取り組みでは、電気・電子分野で世界最大の学会である米国電気電子学会IEEE主催のInternational Conference on Robotics and Automation (ICRA)、日本の研究者が立ち上げたInternational Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS)がロボティクスの会議が最大クラスの国際会議となっています。
International Conference on Intelligent Robots and Systems
http://www.iros2013.org/
International Conference on Robotics and Automation
http://www.icra2014.com/
産業界主導では国際ロボット連盟(IFR)主催のInternational Symposium on Robotics (ISR)が1970年から開催されています。
International Symposium on Robotics
http://www.isr2013.org/
アジアロボット学会連合(ARSU,Asian Robotics Society Union)は、アジア地区内の各国のロボット関連学会がお互いに情報や意見を交換し、アジア地区でのロボット研究の促進を図ることを目的に2006年に設立されています。日本をはじめ、韓国、中国、オーストラリア、タイ、シンガポール、ベトナムが参加しています。
Asian Robotics Society Union
http://www.asian-robotics.org/
- ロボット白書2014(1)ロボット技術による社会的課題解決とビジネス創造 2014.7.28
- ロボット白書2014(2)ロボットとは何か? 2014.7.29
- ロボット白書2014(3)ロボットの要素技術のコンポーネント化とソリューションビジネス2014.7.30
- ロボット白書2014(4)ロボットミドルウェアとロボットOS、ロボットシミュレーションの進展2014.7.31
- ロボット白書2014(5)各国におけるロボット政策 2014.8.18
- ロボット白書2014(6)国内におけるロボット関連所管 2014.8.19
- ロボット白書2014(7)地域におけるロボット開発 2014.8.21
- ロボット白書2014(8)ロボットにおける規格・標準化動向 2014.8.22