シロクマ日報:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) シロクマ日報

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

« 2006年6月16日

2006年6月18日の投稿

2006年6月19日 »

今週の【黄金の金曜日】は「投資」がお題。株も投資信託もやっていない僕ですが、1つエントリを。

月並みですが、僕の投資はやはり「本を買うこと」。アマゾンのレコメンデーションであれ、信頼している方からのオススメであれ。もしくは先日のエントリのような「偶然の出会い」であれ、興味を引かれた本があったら、とりあえず手に入れることにしています。図書館で本を借りることも多いのですが、不思議なもので、自分で買ったのではない本は「積読」になってしまう傾向があります(お金を払った本はもとを取らなきゃ、というイヤラシイ根性の裏返しかもしれません)。なので、これはと思った本は買っておくようにしています。

ただしこの場合、会社の業務などにすぐ使う知識を得るための本を買うことは含みません。それはあくまでも短期的な目的のための行動であり、「投資」という概念とはちょっと異なります。いま担当している仕事に直接的に役立つかどうかを気にせず、直感的に面白いと感じた本を買うのが「投資としての書籍購入」です。こうして買った本は結果として大いに役立つ場合もあれば、何の役にも立たずに本棚に収まっているだけという場合もあるので、まさに投資と言うべきでしょう。

投資だと思って本を買うことの利点の1つは、全く新しいアイデアと出会えるチャンスがあるという点です。「これは仕事ですぐに使えるかな」と考えて選んでいると、どうしても似通った本が揃いがちです。その中で新しい発想を見つけられる可能性ももちろんあるのですが、『メディチ・インパクト』でも主張されているように、画期的なイノベーションを生むためには全く異なる分野の知識を応用することが役に立つと思います。その意味では、普通の投資と違い、深く考えずに行動することが「投資としての本」を選ぶコツかもしれません。

最近は『学校をつくろう!』という本を読んだのですが、そこでオープンスクールという発想があることを知りました。これは教室の壁を取り払い、教室と外部の空間を一体として設計すること(あくまでも僕の理解なので、正式な定義は他にあるはず)なのですが、「教室は閉じた空間で授業に集中できるものであるべき」という発想を覆す面白いものだと感じています。こうして得られた「閉じている空間を開放する」というアイデア、直接的に仕事に役立つわけではないのですが。投資として考えればプラスのリターン、と言ってよいかなと思います。

アキヒト

« 2006年6月16日

2006年6月18日の投稿

2006年6月19日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
akihito
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ