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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

シリコンバレーの賢人Kenn Ejima氏「AIモデルの戦いはGithub上へと移った」発言の意味 - Grokの解説

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こちらでも書いたように、Xで起こっている動きはGrokに聞くのがスーパー効率的です。GrokはXを内部機関のようにみなして何でも知っているからです。

Xに内蔵されたAI Grokのすさまじい威力

XでAIの最新動向をいつもウォッチしています。AI関連の情報流通の速さという意味ではXにかなうメディアはありません。錚々たるAIの猛者達が毎日発信内容を競っています。

私は理解できないことも多々あるのですが、そういう場合にはすぐGrokに「これはどういうこと?日本語で説明して」と聞くことにしています。

先ほど遭遇した、米国シリコンバレー住まいの賢者であるKenn Ejima氏の以下の投稿。

スクリーンショット 2025-06-06 4.57.21.png

これの意味がよくわからないのでGrokに聞きました。

以下の回答が返ってきました。


  • 画像はChatGPTとClaude Codeのやり取りを示している。ChatGPTがClaude Codeにバグ修正を依頼したが、Claude Codeが使用制限に達したと返答している。
  • Claude CodeはAnthropicが提供するAIツールで、コード関連のタスクを支援する。Proプランでは使用制限があり、5時間ごとにリセットされる(Anthropic Help Center, 2025-06-05)。
  • このやり取りは、AIモデル同士がGitHub上で協働するトレンドを象徴している。AI同士がコード修正やデバッグを進め合う事例が増えている。
  • 投稿の「AIモデルの戦いはGithub上へと移った」というコメントは、AIツールが開発現場で競い合い、実用性を競っている状況を指す。
  • Claude Codeの制限が話題に上がる背景には、5月にClaude MaxプランでCodeが利用可能になり、6月にProプランにも拡大されたことがある(@_catwu, 2025-05-01, 2025-06-04)。
  • 一方、ChatGPTも内部データソースとの連携強化を進めており、PlusやProユーザー向けにGoogle DriveやOutlookとの統合を発表している(@OpenAI, 2025-06-04)。

AIでコードを自動生成している人が、GithubでClaudeとChatGPTの双方を動かしている状況において、ClaudeのバグをChatGPTが見つけてChatGPTがClaudeに「バグを取れよ」と指示したところ、Claudeは使用制限を理由にChatGPTの依頼を跳ね除けた...という場面をEjia氏がスクショに取って、「AIモデルの戦いはGithub上へと移った」とギャグ混じりで投稿した...という文脈です。

Ejima氏はシリコンバレーの開発者コミュニティにいるので、リアルタイムでAI関連の動きを報じています。

日本にいると想像ができないぐらい、米国ではAIによるシステム開発の動きが深く広く浸透しています。

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