AI時代、コンサルタントに求められるのは「答えを知っていること」ではなくなる
興味深い記事を読みました。
https://managementconsulted.com/bain-ai-interview/
記事では、Bainをはじめとする戦略コンサルティング業界がAI時代に合わせて採用や面接の考え方をアップデートし始めていることが紹介されています。
一方で興味深いのは、AIの進化にもかかわらず、Bain、BCG、McKinseyなどの主要ファームは若手採用を維持、あるいは拡大していることです。
またMcKinseyはAIを活用した面接準備ツールを導入し、より多くの候補者が公平に準備できる環境を整え始めています。
さらに近年の研究でも、AIが普及するほど、人間側にはより高度な判断力や信頼構築能力が求められる可能性が示されています。
参考:
https://arxiv.org/abs/2603.02055
また、AIネイティブな新興コンサルティング企業の登場によって、従来型ファームの競争優位そのものが問われ始めているという指摘もあります。
参考:
https://www.ft.com/content/d82d2a5c-74ab-4eb9-a658-fd5467e71670
マーサーで人的資本経営や組織変革のプロジェクトに携わっていると、AIが強いのは分析だと感じます。しかし、変革を実現するのは分析ではありません。
人の感情を理解し、合意形成を行い、行動変容を促し、組織を前進させる力です。
AI時代に価値が高まるのは、「問いを立てる力」、そして「人を動かす力」なのかもしれません。
コンサルタントも、人事も、経営者も。
これから問われるのは「何を知っているか」ではなく、「何を問い、どう変えるか」なのだと思います。