【記事紹介】この1年の震災復興とスマートコミュニティーの取り組みを振り返る
東日本大震災から1年が経ち、復旧から復興、中でも街づくりが大きな重要な意位置づけを占めています。
今回、ITmediaエンープライズに「この1年の震災復興とスマートコミュニティーの取り組みを振り返る」というタイトルでこの1年間のスマートコミュニティに関する取り組みをまとめさせていただきました。Yahoo!ニュースにも掲載されました。
本記事の最後には以下の内容を書きました。
岩手、宮城、福島の3県の沿岸部で、高台や内陸などへの集団移転が27市町村で計画されている。生活基盤を取り戻し、低炭素社会と安全安心で高齢者に優しい快適な生活が送れる環境の実現には、制度の見直しや規制緩和も含めた街づくりのフレームワークをつくり、社会システムの全体最適化を図っていくことが必要となる。東北が震災から立ち直り、新しい地域づくりのモデルとなるために、住む人々の「生活の質」の向上と持続可能な社会をつくれるように地域が主体的に取り組める環境を産官学で支援していくことも重要となる。そのためには住民との対話を重ね、これまで以上に広範囲に渡る利害調整や多種多様なステークホルダーとの調整をしていく必要もあるだろう。
東北復興に向けたスマートコミュニティーの構築は、復興における新たな街づくりのフレームワークづくりや社会システムの最適化だけでなく、今後の日本の地域社会の街づくりのあり方を占う上でも重要な取り組みとなるだろう。
一方、ブログ「3・11「ITで日本を元気に! 」の取り組み(石巻~南相馬)」でもご紹介させていただきましたが、実際に現地を見て感じたことは、まだ瓦礫が残り、復旧すら進んでいない地域もあります。この現状を踏まえ、どのように街づくりを進めていくのか、非常に重いテーマです..
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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