著者の視点から見たAmazon
ばんちょ~さんの企画「拝啓、Amazon様 こんなことができるといいな」という企画に少し私も乗ってみたいと思います。
これまでAmazonは購入する側の立場だったのですが、今回自分自身の著書を上梓させていただいたことでAmazonへの親近感が沸き、かつ、Amazonの影響力が大きいというこを肌で感じることができました。
実際2月末からAmazonで取り扱っていただけるようになったのですが、実際、最初はどの程度、Amazonから購入していただけるのか不安でいっぱいでした。幸いにもオルタナティブ・ブログの多くの方がブログでとりあげていただいたこと、そして、クラウドのブームにのって順調にランキングを伸ばしてくことができました。
書評も多くの方から様々なご意見をいただくことができ、大変感謝しています。そして、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というのは、読者の傾向を把握できるため、大変参考になります。
Amazonというのは、著者の視点から見ても大変勉強になる構造になっているのではないかと思います。Amazonの在庫管理や配送スピード等もさることながら、この読者視点のサイト設計が、ユーザを増やしている秘訣ではないかと思われます。
もっと欲を言えばですが、ブログで書評を書き、Amazonへリンクをかけているブログ等は、トラックバックを許可(条件はあるかと思いますが)する仕組みがあるともっと集合知的で良いのではないかと思います。
また、評判分析等もとりいれ、本がブログ等でどんなどんなキーワードが多く書かれているか、投稿数はどの程度か、どのような期間とりあげられているか、等がわかると、よりインタラクティブ性が高まり、より客観性が高くなり、もっと利用ユーザ数に広がりを見せるのではないかと感じているところです。