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地域2.0と地域活性化(2) --地域Twitterの可能性は?

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Web2.0を活用して地域を活性化する地域2.0の代表例は、地域SNSや地域ブログがあげられます。コンシューマの世界では、SNSやブログの次にミニブログと言われているTwitterが結構利用されています。Twitterクローンと言われるTimelog等のサービスも人気です。

さて、地域SNSや地域ブログが普及しようとしている中で、地域Twitterの存在はどうなのでしょうか?

佐賀新聞は、728日から佐賀県で開催される全国総体を応援する「そーたいっ!ひびログ」を開設しました。Twitterライクなミニブログサービス「Timelog」をカスタマイズしたサイトで、ユーザのつぶやきやひとことを投稿することができます。831日までは総体のニュースを流し、91日以降は通常の新聞のニュースを配信しているようです。

 
実際に競技別タグ一覧で“陸上のタグ”をクリックすると、陸上に関するニュース速報を閲覧することができると同時に、個人個人がニュースの結果を書き込むことができます。また、総体の感想や身近な感想をつぶやきベースで気軽に書くこともできます。

 
地域Twitterは身近なつながりを生む?

今回は総体の事例になりましたが、実際に地域Twitterの環境があったらどうでしょうか?

例えば、“スーパーで17時から安売りやるよ”とか、“本日の19時から○○町でお祭りがあります”とか、近所の身近な情報を配信したりすると効果が高いのかもしれません。またマンション住民の地域回覧板的に活用してみるのもおもしろいでしょう。

 
地域Twitterの位置づけ

地域SNSや地域ブログ等の活用において少し負担が重いと感じるのであれば、まず地域Twitterで気軽な会話ができるレベルから始めるのも選択肢の一つになるでしょう。よく近所で主婦などが集まり立ち話をしている光景を目にしますが、そんな環境が地域Twitterの中でもあったりするとリアルとネットの融合で地域がつながる機会は増えるのかもしれません。地域Twitterは小さなコミュニティが集まり、大きなコミュニティになる可能性を秘めているのではないかと感じていますが、現実を考えると少し難しい気もしています。

 

■関連サイト

地域2.0と地域活性化(1) --地域SNSは普及していくのか? (2007.9.2)

地域2.0と地域活性化(2) --地域Twitterの可能性は? (2007.9.4)

地域2.0と地域活性化(3) --地域ブログマーケティング (2007.9.5)

地域2.0と地域活性化(4) --YouTubeやニコニコ動画じゃだめなのか? (2007.9.6)

地域2.0と地域活性化(5) --ブログポータルは成功したのか? (2007.9.17)

地域Twitterによる地域コンテンツ配信と地域活性化の可能性を探る (2007.6.3)

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