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昨夜、サントリーホールで東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに、姪二人とともに行ってきた。プレトーク「時代背景と浅草オペラ」から聞き、堪能した。

「東京フィル100周年記念 ~グルリットの遺した功績~ 東京フィルが初演したオペラの名曲」と題されたコンサート。
プレトークでは、日本の洋楽の歴史と、東京フィルの歴史を、浅草オペラなどの音源や、ドイツから亡命して東京フィルで父と一緒に在籍したグルリット氏の指揮した音源を少しずつ聞かせながら二人の方(音楽評論家・片山社秀氏、音楽ジャーナリスト・岩野裕一氏)が対談された。大変興味深いお話で、勉強になった。

浅草オペラの名前は知っていても、どんなものだったかわからなかった。が、少しイメージできるようになった。僕の知っているのは、せいぜい映画の一部をTVで観た、エノケンの「ベアトリねえちゃん」だが、そのオリジナルも聴けた。戦前のオペラ歌手、オケの演奏といっても、音は悪いものの、かなりのレベルであることもわかった。

コンサートの指揮はダン・エッティンガー。演奏曲は以下。

ワーグナー 歌劇「ニュールンベルグのマイスタージンガー」第一幕 前奏曲
        歌劇「ローエングリン」第二幕「エルザの大聖堂への入場」
        歌劇「タンホイザー」 「歌の殿堂をたたえよう」
R・シュトラウス 歌劇「サロメ」 「七つのヴェールの踊り」
          歌劇「ばらの騎士」第二幕 「ばらの献呈」 第三幕「三重唱」
グルリット 歌劇「ナナ」第一幕 小序曲と第3景
ヴェルディ 歌劇「アイーダ」第二幕 「アイーダとアムネリスの二重唱」
          「凱旋行進曲」「第二幕の終曲」

普段、姪の参加する演奏会くらいしか行かない僕だが、なぜこのコンサートに行ったのかというと、じつはグルリット氏のことで東京フィルからご連絡があり、ご好意で招待していただいたからだった。グルリット氏の奥様が、父にグルリット氏のことを取材されたインタビュー音源があり、それを起こして今回のパンフレットに掲載し、その編集をまた知り合いの編集プロダクションがやったりして、色々とお世話になったのだ。ありがとうございました。

めったにクラシックなど聴かないのだが、今回の選曲はすばらしく、本当に楽しんでリラックスして楽しく全部聴けた。歌も演奏もすばらしくて、久しぶりに「音楽」を全身で堪能した気分だった。姪たちもとても喜んでいた。

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natsume

先般報告した「青虫合宿2011(3)赤本、絵物語ほか」の最後に、藤本さんのオススメだった『タイガーマン』や、『バットマン』の写真を、一緒に調査したライアン氏(米国から来日中の研究者)が撮ってくれていたので、一部紹介。

Photo  この表紙をみると、まるで『タイガーマスク』。
つか、虎そのものですが・・・・・。

Photo_2  実際はこんなヤツです。宇宙人なんですが、登場場面で自分から「じゃーん」とかいうお茶目なヤツです。

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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