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馬貴派八卦掌講習会のお知らせ
2010年11月吉日
私の日本での長期滞在に伴い馬貴派八卦掌の新しい形での指導を10月より開始しました。今後は、日本での指導が年間を通して継続的に安定して行えるようになり、以前の形式より、効果的、効率的に馬貴派八卦掌と易筋経を学習することが可能となります。
12月も引続き新しい形での指導を開始するに当たっての効果的な準備指導を行います。長く学習されている方々には、基本の再確認と復習に、初心者や経験の浅い方々は、一歩進んだ内容の習得になるよう走圏と龍形八大母掌の後四掌(揺身掌、磨身掌、回身掌、転身掌)を学習します。そして、これから始められる方のために、基礎コースも行います。また、ゆっくり、じっくり学びたい方々のために、走圏と掌法の基本を中心としたコースも設けます。
経験者の方々の復習の追いついていない内容を行います。また、これから始めてみようという方々にも最適な機会となるでしょう。
馬貴派八卦掌と易筋経は非常に健康効果にすぐれ、武術としても価値の高い門派です。特に基本となる走圏は、気血をめぐらせて円周上を歩くことにより、年とともに弱る足腰、内臓の強化を行います。
是非この機会に多くの方々をお誘いあわせの上、奮ってご参加頂けますようお願い致します。
馬貴派八卦掌第四代継承人 李保華
講習内容&日程
★経験者コース(担当:李保華老師)
馬貴派八卦掌の基本である走圏と龍形八大母掌の後四掌(揺身掌、磨身掌、回身掌、転身掌)を学習します。参加費各回5千円です。初心者の方々もご参加頂けます。
12/ 2(木):19:00- 21:00 文京区〔揺身掌〕
9(木):19:00- 21:00 文京区〔磨身掌〕
14(火):19:00- 21:00 文京区〔回身掌〕
21(火):19:00- 21:00 文京区〔転身掌〕
★基礎コース(担当:李保華老師)
馬貴派八卦掌で最初に学ぶ走圏と単換掌などの基礎を李老師の直接指導により学習します。初心者を対象としていますので、まったく初めての方は、このコースにご参加下さい。経験者の方々の復習にも役立ちます。参加費各回2千円です。
12/ 4(土):14:30- 16:30 文京区〔探掌・蓋掌〕
11(土):15:45- 17:45 文京区〔反背捶〕
18(土):12:45- 14:45 文京区〔穿掌〕
25(土):15:45- 17:45 文京区〔単換掌変化〕
★日曜コース(担当:楢崎政章)
馬貴派八卦掌で最初に学ぶ走圏と単換掌及び88式八卦掌をゆっくり、じっくり学習していきます。参加費各回千円です。
12/ 5(日):15:45- 17:45 文京区
12(日):19:00- 21:00板橋区
19(日):15:45- 17:45 文京区
26(日):15:45- 17:45 文京区
申込方法
講習会等の参加に関するお申込&お問い合わせは、以下のメールにお願いします。
なお、お申込みの際には、お名前、ご住所、お電話番号、Eメールアドレス、参加希望日を明記の上お申込下さい。折り返し、当日の会場・緊急連絡先をお知らせ致します。
※受付は、各講習会場内にて、開始時間の約10分前より行います。
※場所をお借りしているだけなので、各会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
※会場を予約している名称とこの講習会の名称とは一致しておりませんので、当日は受付で尋ねず直接会場へお越し下さい。
※柔道場では上履きを使用できません。
※ビデオ・デジカメ・カメラ等の一切の撮影は厳禁となっておりますのでご注意下さい。
2009.11.5~12 特別講義「現代学 恋/愛/性」 「マンガと恋愛」 レジュメ 夏目房之介
1)輸入された「恋愛」
「恋愛」= LOVEの訳語として幕末~明治の翻訳辞書に登場 それ以前の「恋」「情」「色」などと異なる
〈訳者がラーブ(恋愛)の情を最も清く正しく訳出し、此の不潔の連感[ルビ=アッソシエーション]に富める日本通俗の文字を、甚だ潔ぎよく使用せられたるの手ぎはにあり。[略]日本の男子が女性に恋愛するはホンノ皮肉の外にて、深く魂(ソウル)より愛するなどの事なく〉巖本善治の翻訳小説評 1890(明治23)年「女学雑誌」(01 ※下線引用者) 他に「社会」「個人」「近代」「美」「彼、彼女」など、明治以降の西欧文明輸入のキイワードを紹介 思想、文化、感情の捉え方も「言葉」として輸入 俗っぽく不潔な性愛の否定→清潔純粋な「恋愛」へ→「恋愛」の流行 ロマン主義 文学少女 女性の自立と「自由恋愛」 輸入概念としての「恋愛」が理想化され、社会の新たな関係への起爆剤にも 「恋愛」は、かつて文明を動かすLSIのように思われた、それ自体ブラックボックスの言葉だった
2)諷刺対象としての女性からモダニズムへ
図1 作者不詳「全身悉く主義の人」「滑稽新聞」1908(明治41)年 (02) 図2 北沢楽天(1876~1955)「時事漫画」1921(大正10)年2月11日号 (03) 図3 生態としての恋愛 杉田三太郎「近代恋愛科学 結婚申込さまざま」(04)
岡本一平(1886~1948) モダニズムとしての漫画と恋愛 「エロ・グロ・ナンセンス」と漫画の発展
図4 人生の一コマとしての恋愛 キスシーンの主観ショット(漫画漫文形式) 岡本一平『人の一生』1924(大正13)~26年「婦女界」(05) 〈日本最初の長編ストーリー漫画〉同103p 岡本かの子の夫、岡本太郎の父
同時期の女性(少女)誌文化と竹久夢二(1884~1934) 「文学少女」とロマンティシズム
男女生態、風俗として対象化される恋愛 戦後編
図5「ほがらか帳」1945(昭和20)年 図6 遠藤健郎「勇士の再会 白描戯画」1955(昭和30)年(06) 社会風刺 「大人漫画」の視線 図7~8 南部正太郎『ヤネウラ3ちゃん』46~49,51~52年「大阪新聞」「報知新聞」連載(07) 戦後の解放感 素朴、純情な恋愛描写 ちなみに『サザエさん』(46~74年)はマスオさんとお見合い結婚
図9「見合結婚と恋愛結婚割合の推移」(08) 高度成長期の60年代半ばに「見合」<「恋愛」 社会構成の変化→人間関係の変化→恋愛観の変化
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2010後期.10 現代マンガ学講義8 戦後マンガ論の展開
1)「漫画」と「笑い」の分離
60年前後~ 白土三平『忍者武芸帳』59~62年発行 大衆文化=マンガを論ずる知識層の前面化
文芸評論家・尾崎秀樹(28年生)の場合
「笑い」=本質規定 〈まんがをまんがたらしめているのは、笑いだ。〉尾崎「笑い言語へのアタック -まんがへの距離感―」No.1 「COM」虫プロ商事 68年6月号 87~88p 〈ただ残念なことはまんが論がまんがの外側から論じられて、なかなか内側から論じられないことである。 [略]まんが自体の方法論を確立しなくてはならないが、やっとまんが家の作品研究が緒についた現在の段階では、それも夢のような話だ。〉尾崎「笑い言語へのアタック -笑いの表現―」最終回 「COM」虫プロ商事 69年7月号 142~143p 下線引用者[以下同]
★マンガの「内側」認識 世代的「マンガ像」の変容 ★他、鶴見俊輔、佐藤忠男、草森紳一、副田義也
★参考図版 「COM」68年3月号 「思想の科学」No.95 78年9月号
2)メディアとしてのマンガ 脱「笑い」「諷刺」 「劇画」の登場 マンガをマンガそのものとして語る
美術評論家・石子順造(29年生)の場合 ※「ガロ」に依る石子主催「漫画主義」同人は40年代生
★参考図版 「漫画主義」12号 74年4月
〈[劇画とは]笑いの要素がない、物語性をもった、実録的な連続マンガということになろうか。読者対象が主として青年層にあるという点も「劇画」の特徴だろう〉石子『戦後マンガ史ノート』紀伊国屋新書 75年 12p
〈第一は、マンガを複製作品としてとらえることである。 [略]一定量が複製され、流布されることによってマンガである[略]第二は、マンガを作品表現として完結的にみるのでは足りず、いわばメディアとしてとらえる視点である。/第三は、どのようなストーリーによって展開されようと、マンガは、まず絵と言葉によって表現されるのであって、独自の表現と構造をもっているはずだ〉石子『現代マンガの思想』太平出版社 70年 23~24p
★「マンガ表現構造論」の提起 ★他、清水勲(漫画史)、小野耕世(海外マンガ)
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木曜4限、マンガ言説史の講義をようやく終え、5限「現代学講義 恋・愛・性」の二回目を終え、戸越に帰ってひさしぶりにやってきたドミニクと会った。この一風変わったフランス人とは、十年以上前に初めて会った。いきなりマンガの話を6時間し、そのうち少なくとも3時間は彼がしゃべり、2時間はウーノの通訳だった。僕がしゃべったのは多分1時間(笑)。相変わらず元気そうに、フランスの出版不況や日本マンガの頭打ち状況、出版社の無策ぶりなどへの憤懣を語っていた。あと、ヒンドゥーの修行の話。戸越の中華料理を食べ(エッグは先約があったのだ)、自由が丘のモヒートヘブンに移動したら、先日同窓会やモヒートで会った十代の頃の友人たちが来ているではないか。ドミニク一行をまじえ、何か奇妙に盛り上がり、結局1時半頃に解散した。そういえばドミニクたちは『さよならもいわずに』にえらく興味を持っていたな。
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