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『ウォッチマン』は以前翻訳された時読んで、今回『フロム・ヘル』を読み、はずみがついた。
『バットマン キリング・ジョーク』『TOP10』と読んで『V FOR VENDETTA』を読んだ。80年代の連載作品で、ムーア自身は自分の思想が若かったと本の中で書いたりしている。英国がコンピューター管理の過酷なファシズムに管理されている平行世界的な設定で、謎の仮面のアンチ・ヒーローが破壊工作で国家権力を崩壊させる話。アラン・ムーアは、やっぱり破格に面白い。続けて読むとけっこう暗くはなる(笑)が、何かひどく読者を惹きつける大きな力を持った作家、ということだろう。『V』には、彼の持っているヒーロー像の原型が感じられる気がする。たしかに『フロム・ヘル』などの重厚さや奥行と比べると、ちょっと幼稚な印象は受けるが、魅力的な部分は同じだ。こうして、いくつものムーア作品を比べて読めるようになったのは、じつにありがたいね。
アラン・ムーアって、ずいぶん多くの作品が映画化されている。『ウォッチマン』も『フロム・ヘル』もいい映画だった。『リーグ・オブ・レジェンド』(まあ僕好みの楽しい娯楽映画だったしショーン・コネリーかっこいいけど、たいした映画ではなかった)や『コンスタンティン』(観てない)もそうなんだね。『フロム・ヘル』はヒューゴー賞初のコミックによる受賞を果たしたらしい。
たしかに八卦掌の李先生講習会もあるわけですが、講義やゼミが終わっても、試験期間になると忙しいわけです。試験監督したり、試験問題作ったり、採点したり、レポートや志望者の資料や論文読んだり、本日は修論の口頭試問ののち身体表象の会議で午前中から夕方まで。さらにこれから入試の試験監督、院入試など、なかなかのもんです。慣れてないので、直前になって拘束時日が決まることも忘れてたり、バタバタです。さらに今年からは論文指導が具体的に始まったりもする。とはいえ、一般の大学の先生に比べれば僕は相当「暇」なはずなので、この状況に慣れていかないと余裕はできないってことですね。自分の直接担当する学生のことを考えるだけで精一杯なので、まだ大変ですが。でも、少しずつ大学ってもの(個別学習院ってことですが)や、その中の人間関係とかが何となくわかってきてはいます。この中で自分なりに動くには、まだしばらく時間が必要でしょうけど。
いやあ、大きな集団に所属するという、長く経験していない場所にいるんだなーと・・・・・・。不思議な感じであります。
なかなか面白い議論になってると思います。
それでも出版社が「生き残る」としたら
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-9fd2.html
「紙の本」の将来
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-b3e8.html#more
現状を条件にした仮説的な推論なので、その範囲で議論すれば興味深いアイデアも出てくるんじゃないでしょうか。すぐにでも具現化する「現実」の描写と考えてしまう人や、たんに出版の現在に批判を許したくない感情論は、あまりいい議論にならない感じがします。
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