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今日、掲載誌が届いた。「瞬間の残像」(3p)で、父のことを話している。この取材をしたライターは、その昔、週刊朝日の「ナンデモロジー学問」でSM嬢に会いたくて取材を持ち込んできた人で、その後、東南アジアにいって優れたノンフィクションを書いた人。久しぶりの再会であった。

追記
彼が近著を置いてってくれたのだが、例によって読まねばならん本、雑誌の山に埋もれて、全然手をつけてない。一応紹介しておく。
神田憲行『ベトナム・ストーリーズ』河出書房新社

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平凡寺は、きちんとしていたりきれいだったりすることが嫌いだったのか収集品を置いておく庵を建てても、わざと汚くお化け屋敷みたいにしちゃう。庭は雑草だらけ。すだれは破ってある。そういう写真が残ってます。荒れ放題みたいな風情が好きらしくて、いってみれば不気味な雰囲気なんです。

幼い頃、僕と姉で平凡寺の離れへ遊びに行ってた。それは、早くからそこにテレビがあったからなんです。母屋の我々はまだテレビがなかった。確か東京オリンピックの時には、すでにありましたけどもね。平凡寺はそれより前に持ってたはずです。ブラウン管が丸くて、角があんまりない、もうちょっと丸かったらレーダーだろっていうくらいのテレビがあった。その頃東京でもテレビのあるウチは、そうはない。それを見せてもらいに子どもが二人行くわけです。で、入ると収集品がゴチャゴチャとあって、その右っ側に階段だか梯子だか分らないようなものがある。その階段をずっと行くとさっき言った屋根裏部屋に行っちゃう。梯子の途中にベッドのようなものがあって、そこに平凡寺が寝てるんです。その平凡寺が寝てる所の階段の途中に我々は座って、その向かい側にあるテレビを見るわけです。何を見たかまでは覚えていません。唯一覚えているのは、三木のりへいがやったマジックインキのコマーシャルかな。

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カウンターでパチスロの話になり『北斗の拳』に話が及んだときのキミさんの一言。

「あ、知ってる。『お前は三年前に死んでいる!』っていうんだっけ?」

キミさぁ~ん、それじゃ幽霊じゃん。オカルトになっちゃうよ。

カウンターで、五エリと「何でそんな絶妙な間違えができるのか」ってひとしきり盛り上がったのでした。多分「三年殺し」が頭にあったんだろうねー。それにしても、キミさんの言語脳は凄い!

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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