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ツタヤで借りてきて、今さっき観ました。
いい映画でした。
こないだTVで半分観た『男たちの大和』より、はるかにいいデキでした。

やれやれ。

natsume

読みました。いい本だ。マンガ研究関係の人は絶対読んでおかないといけない。読みやすいしね。
これまで、まともに評価も分析もされていなかったという「アニメと手塚」の主題を通して、ここ数年怒涛のように進んでいる「問い直し」の一環をなしている。
一つだけ上げれば、多くのアニメ関係者(制作者)から始まった「手塚のダンピングが日本のアニメの低賃金、加重労働の悪条件を作り出した」という「批判」、アニメ史における手塚無視にもつながる「批判」言説の検証である。結論をいえば、手塚自身の「制作費55万」発言が作り上げた「神話」を実証的に覆してみせている。じっさい手塚は(少なくとも当面は)そう信じていたが、事実はもっと高く、虫プロはそれなりに企業努力をしていた、というもの。この検証だけでも、これまでの「手塚発言によるマンガ、アニメ史像」を変える。
僕は、以前から東映系の職人的反撥から発するように見える、この「批判」は「おかしい」と思っていた。そもそも手塚のやったことがなぜそのままその後の業界慣習になったのか、その検証がされてないので、どう考えても飛躍があるとしか思えなかった。もし、仮に手塚のやったことが影響したとしても、それが低賃金・加重労働の現場の慣習になったとしたら、それを批判する当の本人を含む制作者・現場の人間たち自身が、その後、それを改善する企業努力をしてこなかったことを必然的に意味するわけで、手塚を批判してる場合じゃないだろ、と思っていたからだ。
ともあれ、アニメ研究に何が起きつつあるのか、そのこととマンガ研究はどうかかわるのか、という主題を含め、ぜひ多くの人に読んでほしい本であります。

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natsume

「和而不動」 2007/04/29

レセプションの終わり頃、お先に失礼してとって返し、エッグファームズで懸案の書の練習。
以前、書を教わっていた仲間で、また扇子を作ろうという企画で、今回はとりあえず案と練習。「軽燕受風斜」(軽燕、風を受け斜めなり)という言葉を見つけて、これを書こうと思ったのだが、燕が描けない。柳を配そうとしたら、描けない。字がうまく配置できない。難しい。
その後、キミさんの発案でみんなでチューさんの座右の銘「和而不動(和して動ぜず)」を半切にコントロールの難しい太筆で書く。すぐに筆先がばれてしまい、なかなかまとまらないので、かえって面白い。
Photo ←その成果。
左端、キミさん。左より2番目、小川さん。3番目、僕。4~5番目、チューさん。

Photo_2 談笑する書友の方々。

Photo_3 書を談ずる人々。

キミさんのブログにすでにUPされてる。

natsume

というのを川崎市市民ミュージアムでやっていて、本日(28日・土)、韓国作家6人が来場するイベントがあった。『らぶきょん』という作品のドラマ人気で原作のパク・ソヒさん目当てに午前中からファンが並んだとか。韓国マンガも次第に日本に浸透しつつあるなぁ。『らぶきょん』は、福岡の大学の先生が最初はテキストにして学生に読ませていたらしい。その反応がよくて、やがて翻訳を出せるまでになったらしいけど、面白い経緯だ。
その先生に聞いた話で面白かったのは、IMFの頃の不況でマンガ出版が壊滅的に縮小した韓国だが、少女マンガ(向こうでは純情漫画という)はまだ雑誌がかろうじて生き残り、男性マンガがネット発信になったのと好対照だという話。それと、貸本マンガ(マナバンとよばれた貸本屋専門の貸本マンガ出版がある)がかえって生き残ってしまったという話。マナバンではなく、あらたな貸本業があって6000店ほどあるので、それだけで商売になるらしい。
イベント後のレセプションにはちばてつやさん、里中満智子さんもこられていた。韓国の作家さんとは、全然話せなかったのが残念だったな。

こちら「マイコミジャーナル」で展示の様子が見られます。

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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