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昨日、何となく午後TVをつけたら『華麗なる一族』の総集編をやっていて、何となく見てしまった。ダイジェストだけど、こういうのを見ちゃうと、まんまとその夜の最終回90分も見ちゃうんだよねー。思うツボってやつ?
ま、それなりに観ることはできたし、そういう意味じゃ「面白い」といっていいのかもしれないけど(まったくつまんなかったら最後まで見ないしね)、何か手放しで「ああ面白かった」とはいえないものがあったなぁ。
まず、
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3月18日「吉村和真の小文について」と題した文に、「通りすがりの一言。」(03/18 20:49)と題されたコメントがつきました。「通りすがり」とあるので、まぁそのくらいの受け取り方でいいのだと思います。ただ、ちょっととっかかりにして、いってみたいこともあるので使わせてもらいます。基本的に応答ではありません。
このコメントのような感想をもつ人がいるとして、
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取材してた。この番組、なかなかよいのだけど、桜沢さん、カッコよく取材されてましたね。
だんなさんが「男らしい」っていってたけど、まさにそんな感じ。
バブルの頃にあらわれた岡崎京子、原律子、中尊寺えつ子とのCM写真あたりから始まり、ン百万のバッグ、高級ブランド服試着、クラブで夜遊び・・・・というラインに、マンガ家生活をおりこみ、かつ専業主夫のダンナさん、子供たちをからめる。岡崎との比較を自ら語らせ、スッピンも平然と見せる。
場合によって反感を買われかねないだろう印象を、次第に「堂々たる自信からくるそっけない表情」に見せてゆく。さりげなく子供の頃の写真とおいたちも挿入し、最終的には新しい連載での主人公造形を通じて「恋愛ゲーム」とか「お金がすべて」という価値観になじめない桜沢像をもってきた。うまい構成だ。それだけ、ちゃんと取材してあるし、マンガやマンガ家へのあなどりもない。皮肉な視線で逃げてもいない。
以前、さいとうたかおのときは、ちょっと甘いなと思って日経の「TVウォッチ」連載に書いちゃったんだけど、これが先だったら番組、褒められたのになぁ。連載では同じ番組になっちゃうんで、こっちに書きました。
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