元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
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米国の国家情報会議(NIC: National Intelligence Council)が先月22日に公表した文書 “Global Trends 2025: A Transformed World” を読んでいる。私、恋愛小説を読むのは苦手だけど、こういう類いの文書はつい引き込まれて読んでしまう。
紹介ページで"Our report is not meant to be an exercise in prediction or crystal ball-gazing.”といっているように、 17年後の世界がどうなっているかなんて、CIAにだってわかりはしない。それでも、現在アメリカのインテリジェンスがどんな観点から世界を見ているかを把握するのは、日本にとって重要なことだと思う。多分オバマ次期大統領も、少なくとも目は通しただろう。
120ページもあるのでさすがに全部和訳する気力はない。他方、概要はすでに新聞記事などで紹介されているが、いまいち物足りない。そこで、勝手に佐川流でこの文書の裁断・読解をしてみる。
まずはワードカウント
アメリカが2025年の世界をどう見ているか、という内容だから、多分彼らが重要視している地域や国ほど記載回数は多いだろうと推察し、まずは下記のような単語のワードカウントをしてみた。
China ..............153
Asia ................113
India ................110
Russia ............108
Europe .............89
Iran ................... 66
Africa ................61
Middle East .....60
Japan ...............53
Brazil ................25
Latin America ..22
中国についての記載がダントツに多い。個別の国ではインドがそれに次ぐ。両国含めてアジアに関する記載が多いこともわかる。本書は巻頭のまとめのコラムで「西から東へ、富と経済力のシフトがいよいよ加速する」と述べるが、このワードカウントからもそのトーンが読み取れる。
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