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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

【2015年の棚卸しをかねて】教育ICT研究室でもっとも人気だった記事は? アクセスランキングTOP25

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一年の計は元旦にあり

除夜の鐘を聞きながら2015年にやり残したことを108個、手書きで書き出しました。そして、すべてに取り消し線を引きました。和田裕美さんのメールマガジンに書かれていた取り組みを実践した結果、108個の煩悩(やり残し)に気がつくことができました。

今年、やるべきことが明確になったので、2015年の棚卸しをかねて「教育ICT研究室のアクセスランキングTOP25」を振り返ることにしました。

毎年、TOP10しか公表しないのにTOP25まで公表した理由は、振り返りの部分で解説しますね。※集計期間は2015年1月1日から12月31日です。

人気記事ランキング TOP25 (25位~11位)

25位 教育現場における「提示の工夫」 指導者の提示用タブレット・編 ~望月陽一郎先生のお話より~  (教育) 2015/01/06

24位 「木根尚登はエレキギター弾けなかった...B'z松本が影武者だったと告白」に、少しだけもの申す (音楽) 2014/05/29

23位 【書評】和田裕美『「私は私」で人間関係はうまくいく』 (ビジネス) 2014/11/28

22位 iPhoneアプリ「Voice of DAISY」の使い方 -付録:無料でダウンロードできるDAISY図書 付き- (アクセシビリティ&ユニバーサルデザイン) 2014/06/06

21位 教育ICT研究室
※当ブログトップページは、昨年未集計。

20位  ICT活用とジグソー法について-中学校教諭・望月陽一郎先生のお話より-  (教育) 2015/11/21

19位 Kindle PaperwhiteとiPhoneアプリ「Kindle」の読み心地 iPhoneアプリ・編  (アプリケーション) 2012/11/29

18位 授業を工夫するためにICTを活用する -望月陽一郎 先生-授業で工夫しているICT活用ポイントとは?-  (教育) 2013/07/23

17位 漫画『ガラスの仮面』の速水真澄と、「紫のバラのひと」という仮面 (物語&漫画研究) 

16位 小学生教育とビジュアルプログラミング言語「VISCUIT(ビスケット)」の可能性 入門編(前編)  (教育) 2012/08/09

15位 Adobe Readerの読み上げ機能で読書のユニバーサルデザイン(UD)を実現する取り組み(アクセシビリティ&ユニバーサルデザイン)  2011/04/05

14位 「雨」が物語る 北島マヤと速水真澄の未来・後編  (物語&漫画研究) 

13位 漫画『ガラスの仮面』にまさかのスマートフォン!-速水真澄のスマートフォンの機種は何か?- (画像追加あり)  (物語&漫画研究) 

12位 AmazonのKindle HD FireとKindle Paperwhiteの充電器を比較 (ハードウェア) 2013/01/26

11位 不登校 と発達障害 -その道のプロ・荒尾俊樹さんに伺いました- (教育) 2013/1/15
※昨年9位(↓)

人気記事ランキング TOP25 (10位~1位)

10位 防犯モニターや介護の見守り用に。 テレビ電話「安心見守りeye愛君」 (ハードウェア) 2014/05/15
※初ランクイン

9位 アルゴリズム体験ゲーム「アルゴロジック」で子どものロジカルシンキングを育てる (教育) 2012/05/02
※昨年5位(↓)

8位 浦島太郎が玉手箱をあけておじいさんになった後の「続き」をご存知ですか? ・前編  (漫画&物語研究) 2012/08/04
※初ランクイン

7位 朝ドラ「あまちゃん」東京編は、映画『探偵物語』のオマージュなのか?論 (追加あり) (漫画・物語研究) 2013/8/25
※昨年2位(↓)

6位 漫画『ガラスの仮面』に登場する"紫のバラ" 検証編 (漫画・物語研究) 2012/12/23
※初ランクイン

5位 不登校・引きこもりとどう付きあえば良いのか -その道のプロ・荒尾俊樹さんに伺いました- (教育)  2012/10/27
※初ランクイン

4位 「雨」が物語る 北島マヤと速水真澄の未来・前編 (漫画・物語研究) 2012/07/03
※昨年と同じく4位(→)

pixta_2873874_M-crown003.jpg3位 Scratch(スクラッチ)とViscuit(ビスケット)で小さい子どもが楽しくゲーム・プログラミングできる(前編) (教育) 2012/5/31
※昨年と同じく3位(→)

pixta_2873874_M-crown002.jpg2位 【改訂版】朝ドラ"あまちゃん"の天野アキと水口琢磨の物語は、最終回までにどうなったのか? (テレビ) 2013/09/30
※初ランクイン

pixta_2873874_M-crown001.jpg1位 不登校生活と親の対応 子どもはなぜ不登校になるのか? -その道のプロ・荒尾俊樹さんに伺いました- (教育) 2012/2/15
※昨年と同じく1位(→)

今年の課題

TOP25まで公表した理由

毎年、TOP10しか公表しないのに、TOP25まで公表した理由は、

  1. 8位から25位までのアクセス数が僅差だったから
  2. 昨年度(2014年)と今年度(2015年)の変動が見えやすかったから
  3. 読者が教育ICT研究室に求めているニーズが、より明確になるから

の3点が挙げられます。

●TOP10にランクインした記事数

TOP10にランクインした記事の年度を比較すると、私が2013年初夏に内臓から大量出血して死にかかったのを境に、アクセス数の差が出ています。

  • 2010年・・・なし
  • 2011年・・・なし
  • 2012年・・・7記事
  • 2013年・・・2記事
  • 2014年・・・1記事
  • 2015年・・・なし

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小計 10記事

●TOP25にランクインした記事数

TOP10をTOP25まで範囲を広げた場合にも、ランクインした記事数は2012年が圧倒的に多いです。

  • 2010年・・・なし
  • 2011年・・・3記事
  • 2012年・・・10記事
  • 2013年・・・5記事
  • 2014年・・・4記事
  • 2015年・・・2記事
  • ブログのトップページ・・・(1)

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小計 25記事

しかし、よく考えてみると、この数値には罠がありました。そもそも執筆している記事数が大幅に違うのです。

●執筆した記事数

  • 2010年・・・15記事
  • 2011年・・・31記事
  • 2012年・・・95記事
  • 2013年・・・47記事
  • 2014年・・・35記事
  • 2015年・・・19記事

2012年は年間95記事を執筆していました。他の年度にくらべて突出しています。2015年と比べると、5倍です。2012年はその他の年度と比べても、2~3倍での執筆数だったので、ランクインした数が増えた可能性が高そうです。

●参考:TOP11~25にランクインした記事数

なお、TOP11~25にランクインした記事数を比較すると、それほど差がありません。執筆した記事数が他の年度に比べて半分以下である、2015年の記事が2つランクインしている点が特徴的です。

  • 2010年・・・なし
  • 2011年・・・3記事
  • 2012年・・・3記事
  • 2013年・・・3記事
  • 2014年・・・3記事
  • 2015年・・・2記事
  • ブログのトップページ・・・(1)

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小計 15記事

2014年・2015年に執筆した記事が、

  • 検索エンジンから評価し始めたこと
  • facebookを中心にクチコミでじわじわシェアされていること

が理由の一因として考えられます。

棚卸しをした結果、明らかになったこと

TOP10に多くランクインしているカテゴリーは、

  • 教育・・・4記事
  • 漫画&物語研究・・・4記事
  • テレビ・・・1記事
  • ハードウェア・・・1記事

という結果でした。

TOP25まで広げると、

  • 教育・・・9記事
  • 漫画&物語研究・・・7記事
  • アクセシビリティ&ユニバーサルデザイン・・・2記事
  • ハードウェア・・・2記事
  • アプリケーション・・・1記事
  • テレビ・・・1記事
  • ビジネス・・・1記事
  • 音楽・・・1記事
  • ブログのトップページ・・・(1)

という結果でした。

教育ICT研究室という名前だけに、「教育」カテゴリーのニーズが一番高い結果となりました。不登校は本人にも家族にも切実な問題です。学校教育の充実も欠かせません。皆さまの困りごとを解決するためにも、教育ICT研究室はこれからも真剣に教育問題を取り上げたいと考えています。

忘れてはならないのが、アクセシビリティ&ユニバーサルデザインに関する記事のランクインです。学校の先生方が地道にシェアを続けて下さっています。

子どもたちが学びやすい環境を作るために、教員の皆さまが心配りをされている結果だと思います。地味なジャンルではありますが、2016年も少しずつ情報を充実させたい分野です。

まとめ

昨年は私の人生にとって大きな転機となった一年でした。大きな山を乗り越えて、ようやく健康を取り戻しつつあります。ランキングの数値を振り返った結果、ごく当たり前な結論に至りました。

アントニオ猪木さんの「元気があれば、何でもできる」です。

当ブログはオルタナティブ・ブログの編集者さんたちが代替わりする度に、公開する記事の方向性を微調整してきました。

しかし、アクセス数が過去最大だった2012年のように、"真面目な話題"と"エンターテイメント系の話題"を交互に公開したほうが、読者の皆さまにも場所を借りているITmediaの皆さまにも役立つのかもしれません。

「漫画&物語研究」カテゴリーのニーズも、「教育」関連の記事と同等に強く求められていることが、ランキング結果から明らかになったからです。

片岡さんのブログは「長い」「くどい」「独特」とよく言われてきました。ここ数年、病魔との戦いに悩んでしまい迷走していました。しかし、このランキングをみて心が決まりました。

>>「2016年の目標は、"二番・ショート 川相"スタイル」に続く (個人ブログで公開)

関連記事

▼アルゴリズム体験ゲーム アルゴロジック
http://home.jeita.or.jp/is/highschool/algo/

▼Scratch 公式サイト
https://scratch.mit.edu/

▼VISCUIT コンピューターを言語のように
http://www.viscuit.com/

編集履歴:2016.1.18 23:17 末尾の「(近日公開予定)」を 「(個人ブログで公開)」に修正。2023.9.27 15:20 関連書籍・グッズのリンクと●参考アプリをを削除。

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