世界のハイパースケールデータセンター、米国が40%を占め、中国、日本が続く
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調査会社のSynergy Research Groupは2019年10月18日、「ハイパースケールデータセンターに関する市場調査」を公表しました。
ハイパースケール事業者が運営する大規模データセンターの合計数が第3四半期末に504に増加し、2013年の初めから3倍になったことを示しています。EMEAおよびアジア太平洋地域は引き続き増加するものの、米国は依然として主要なクラウドおよびインターネットデータセンターサイトのほぼ40%を占めています。
出所:Synergy Research Group 2019.10
続くのは、中国、日本、英国、ドイツ、オーストラリアで、これらが全体の32%を占めています。過去4四半期にわたって、15か国に新しいデータセンターが開設され、米国、香港、スイス、中国が最も多くのデータセンターを開設しています。
ハイパースケール事業者の中で、AmazonとMicrosoftは過去12か月で最も新しいデータセンターを開設し、全体の半分以上を占め、GoogleとAlibabaが続いています。
データセンターの設置面積が最も広い企業は、Amazon、Microsoft、Google、IBMといった主要なクラウド事業者となっています。
続く企業は、主に米国(Apple、Facebook、Twitter、eBay、Yahoo)と、中国(Alibaba、Baidu、Tencent)にデータセンターを集中させる傾向となっています。
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