日本のICT国際競争力(3)グローバル展開モデル
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グローバル展開モデルにおいて、推進主体、対象顧客セグメント、ICT利用産業との関係、ICT産業レイヤーにおいて主軸としている4つの観点から、ICT産業におけるグローバル展開モデルを整理しています。
出所:総務省 ICT国際競争力強化・国際展開に関する懇談会(第1回会合)
主要各社の成長性や海外展開状況をみてみると、オラクルやSAP、IBMは売上および収益双方の面で成長率が高く海外売上比率も高い状況となっています。
一方、日本企業は、内需中心となっており、海外売上比率は、営業利益率、さらにはICTサービスの比率も低い数値となっています。
出所:総務省 ICT国際競争力強化・国際展開に関する懇談会(第1回会合)
日本のICT事業者が収益を拡大させていくためには、海外売上比率の拡大とともにITサービスへの比重を高めていくことが重要なアプローチの一つになっています。
日本のICT国際競争力(1)イノベーションを生み出す環境が突出して低い日本 2013.12.9
日本のICT国際競争力(2)世界のICT市場の分析 2013.12.10
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