ビッグデータ(2)ビッグデータとは?
「情報通信白書2012」からビッグデータに関する情報をまとめてみます。
ビッグデータとは、情報通信白書2012では、
ビッグデータビジネスについて
事業に役立つ知見を導出するためのデータとし、ビッグデータを用いて社会・経済の問題解決や、業務の付加価値向上を行う、あるいは支援する事業
量的側面について
典型的なデータベースソフトウェアが把握し、蓄積し、運用し、分析できる能力を超えたサイズのデータ(中略)。意図的に主観的な定義であり、ビッグデータとされるためにどの程度大きいデータベースである必要があるかについて流動的な定義に立脚する(中略)。多くの部門において、数十テラバイトから数ペタバイトの範囲におよぶ
質的側面について
ビッグデータを構成するデータの出所が多様(中略)。既に活用が進んでいるウェブサービス分野では、オンラインショッピングサイトやブログサイトにおいて蓄積される購入履歴やエントリー履歴、ウェブ上の配信サイトで提供される音楽や動画等のマルチメディアデータ、ソーシャルメディアにおいて参加者が書き込むプロフィールやコメント等のソーシャルメディアデータ(中略)。
今後活用が期待される分野の例では、GPS、IC カードやRFID において検知される、位置、乗車履歴、温度等のセンサーデータ、CRM(Customer Relationship Management)システムにおいて管理されるダイレクトメールのデータや会員カードデータ等カスタマーデータといった様々な分野のデータ
ビッグデータを構成するデータについては、以下のとおりあげています。
ソーシャルメディアデータ
ソーシャルメディアにおいて参加者が書き込むプロフィール、コメント等
カスタマーデータ
CRMシステムにおいて管理等されるDM等販促データ、会員カードデータ等
オフィスデータ
オフィスのパソコン等において作成等されるオフィス文書、Eメール等
マルチメディアデータ
ウェブ上の配信サイト等において提供等される音声、動画等
ログデータ
ウェブサーバー等において自動的に生成等されるアクセスログ、エラーログ等
ウェブサイトデータ
ECサイトやブログ等において蓄積等される購入履歴、ブログエントリー等
センサーデータ
GPS、ICカードやRFID等において検知等される位置、乗車履歴、温度、加速度等
オペレーションデータ
販売管理等の業務システムにおいて生成等されるPOSデータ、取引明細データ等
多面的な検討を踏まえた付加価値提供を行いたいというユーザー企業等のニーズを満たすためには、以下のような多量のデータの必要性をあげています。
出所:情報通信審議会ICT 基本戦略ボード「ビッグデータの活用に関するアドホックグループ」資料
高解像
事象を構成する個々の要素に分解し、把握・対応することを可能とするデータ高頻度
リアルタイムデータ等、取得・生成頻度の時間的な解像度が高いデータ多様性
各種センサーからのデータ等、非構造なものも含む多種多様なデータ
また、対応可能なデータの特徴として、
多源性
複数のデータソースにも対応可能高速度
ストリーミング処理が低いレイテンシーで対応可能多種別
構造化データに加え、非構造化データにも対応可能
といったように、データの多量性、多種性、リアルタイム性等があげられています。これらのデータの生成・収集・蓄積等されることが可能・容易になったことで、
異変の察知や近未来の予測等を通じ、利用者個々のニーズに即したサービスの提供、業務運営の効率化や新産業の創出等が可能となる点に、ビッグデータの活用の意義がある
としています。
(1)デジタルデータの成長とビッグデータの定量的価値(2012/07/30)
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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