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ブロガーと会社員という自分について

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大元さんが、「たまには、ブログらしいブログを書いてみよう。自分という人間について。」というブログを書かれていましたので、少し反応をしてみたいと思います。

オルタナティブ・ブログのブロガーの方々は本当に社長や何らかの経歴を持たれている方が多く、肩書のないサラリーマンでオルタナブログを書いているのは、ごく一握りです。私が、オルタナティブブログを書き始めたきっかけは、実名と会社名を出し、しっかりとした意見を情報発信をされている方々のブログを読んで感銘を受け、だめもとで応募して、ブロガーの方々と知り合いになってみたかったのがきっかけです。

私も普通のサラリーマンです。普通に通勤して、普通に仕事をしています。決してエリートではなく、出世街道を走っているわけでもありません。ごく普通のサラリーマンです。どちらかというと器用貧乏で、様々な部署を経験してきましてきたが、ずば抜けた成果をあげてきたわけでもなく、ずば抜けたプロフェッショナルな領域をもっているわけでもありません。

逆にいえば、だからこそ、オルタナブログを始められたのだと思います。あまりにも平凡過ぎて、社外人脈もそれほどなく、30代の半ばを過ぎて、失敗しても何か自分を変えていかなければならないという気持ちが働き、その手段の一つがオルタナティブブログだったのです。自社とグループ会社ではオルタナティブブログは前例がなく、今でも私以外に書いている人はいません。そのため、それなりの勇気は必要でした。今でもです。

オルタナブログを始めてみて、ブログの質では勝負にならないというのが最初の率直な感想でした。質では勝てないのであれば、数を増やして、オルタナブロガーの方々に少しでも存在を認めてもらおうというのが、今ブログを書き続けているきっかけとなっています。

幸いにも、ブログを書きづつけることによって、社外でのプレゼンスはあがっていきました。本の執筆、講演、情報誌などへの執筆、新聞社の取材など、本当に多くの経験をさせていただきました。こういった活動は徐々ではありますが、ようやく社内にも認知されつつあります。

当たり前かもしれませんが、ブロガーの自分と会社員の自分とでは、評価もイメージも違います。時には、社外の評価をもとに、過度な期待をお客様やパートナーベンダ様からされることもあります。ご期待の添えないこともあり、そこは少々つらいところです。

今のブロガーとしてのプレゼンスと社外の立場はどちらとも気に入っています。ブロガーではある意味、大局な視点で物事をとらえ、仕事では末端の現場目線で見ています。この二つの視点を大切にしながら、これからもビジネスや政策などを真剣に考え行動していければと考えています。

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