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ICT業界動向やICT関連政策を基に「未来はこんな感じ?」を自分なりの目線で「主張(Assioma)」します。

たまには、ブログらしいブログを書いてみよう。自分という人間について。

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お陰さまで当ブログも1月28日にオープンし、5月1日を持って10万PVに到達しました。ブログでたくさんの反響を得るとTwitterのフォロワーが増える傾向があり、現在合計2500人以上の方にフォロー頂いています。とても、嬉しく思っています。

ただ、とても嬉しく思う反面、最近ネット上の自分が、現実の自分より随分過大評価されているような気がしているんですね。著書があるためか、メディア系の方々には「先生」と呼ばれることもあるし、とても気恥ずかしくて、いつも戸惑います。

実際お会いした方には、時折、こんな事を言われる事があります「全然普通の人なのに、なんで、あんなにフォローされてるの?」って。

うーん、なんでだろう?フォローして頂いている方には申し訳無いですが、ホントその通りだと思うんです。なんだか、過大評価されるような事を自分がしてしまっているのかもしれません。

そこで、色々な誤解を解くためにも、今日は、等身大の自分、たまには、ブログらしいブログを書いて見たいと思います。

■仕事
そもそも、僕は本当に普通の人で、普通の会社に勤めるサラリーマンです。朝9時に出社して、普通にデスクワークをして、会社ではくだらない冗談も言いながら、仕事をしています。

多くの人がそうであるように、僕もいたって平凡な毎日を送っています。ただ、ブログに書く事や、Twitterで呟く内容に嘘はありません。

自分が仕事で常に心がけていること、常に「フェアでありたい」って思っています。この職種で「フェアであり続けること」って、常にお客様にとって「ベスト」であること。だと僕は思っています。時には、そういう考えは自社にとって不利な状況を作ってしまう事もあるんですね。

僕は、根本的に不器用な人間で、誰かの望むように自分を演じてみたり、誰かを欺くために自分を偽るような事は出来ない性格です。だから、馬鹿正直で、真っ直ぐなんですよ。
この性格のお陰で、仕事では色々な人とぶつかる事だって結構あったりします。だから、全然エリートでも、出世街道を歩いている人でも何でも無い。それは、きっと、このブログを読んでくれている、僕の会社の人達が一番良くわかっている筈だと思います(笑)

ただ、何かを偽って受注しても、私達SIerの仕事は「買って貰う」のが仕事のゴールでは無く、「使い続けてもらう」事がゴールだと思っているので、「嘘」はいつかバレるんですね。それは長年の経験から良くわかっていますし、「嘘」がバレた時に「信用」を失ってしまう事も良く理解しています。だから、不器用かもしれないけど、自分に正直でありたいし、技術に対しても誠実でありたいし、最も大事な事は、目の前に居るお客様に対して誠実でありたいと思っています。

出世という方向にベクトルが向いていないので、僕はきっと、そんなに立派な肩書きを持つ事は無いと思うんです。なので、「仕事下さい」とか期待されても、仕事与えられる程、偉くなる予定は無いので、そういうの期待されても「要望に答えられませんよ」と断っておきます(笑)

という事で、仕事に関しては、そんなに大した人間ではありません。オルタナブロガーは社長の方が多いので、私も凄い役職が付いていると誤解されていた方がいらっしゃれば、「ごめんなさい」と誤っておきます。

あと、自分が「大物」と勘違いされている点があるとしたら、私の文章が「国家」としてどうあるべきか?みたいな文章になっている時があるので、「凄い人なんじゃ…」と誤解されているかもしれませので、これについても、私の思いを綴ってみます。

■二つのきっかけ
 私の文章は、多分、「大げさ」なんですよね、きっと。一市民でありながらSIMロック解除のエントリーでは「国家」としてこうあるべきとか、奇妙な国日本のエントリーでは、「これから社会人になる方へ」なんて、大層なテーマになっているので、「ひょっとして凄い人なんじゃ…」と誤解されても仕方ないですよね。ごめんなさい。

 私がこういう「大げさ」なエントリーを書くのは、二つのきっかけが大きく影響を与えています。

一つは、私が初めての執筆を行っていた時の事です。
「私みたいな無名の人間が、"ネットワークはこう作るべき"みたいな書き方しても良いものなんですかね?」と悩んでいた時があったのですが、担当の編集者の方がこのようにアドバイスをくれました。
 「著者っていうのは、初めは誰でも無名なんです。だから、無名かどうかを考える必要は無いですよ。むしろ出版社の人間として働いていて、喜びに感じる事は、無名の著者が、成長していく過程を見れる事です。大元さんが考えないといけない事は、その無名の著者の本を手にとった読書が、一冊読み終えた時に「この人は凄い人だ」であったり「素敵な人だ」だったり、と無名の著者のファンになって貰える文章を書くことです」

 そう言われて、とても感銘を受けました。「自分みたいな人間がこんな事書いて、気恥ずかしい」なんて気持ちで書いていたら、それをお金を払って購入して頂いた読書の方に申し訳ないと。手にとって頂いた方に「勉強になった」「読んで良かった」と思われる本を書かないといけないという自覚が、一冊の本を書いていく中で芽生えていきました。

 だから、私は文章を書くときに、自分が有名か有名で無いかを考えません。考える事は、初めから、最後まで読んで頂いた方に「読んで良かった」と思って貰える文章を書いているかどうかだけです。

もう一つのきっかけは、総務省の方と、情報交換している時の事です。
私は過去に、帯域制御ガイドラインの件で関係団体の方にプレゼンした事が縁で、総務省の方と情報交換させて頂く機会があります。とはいえ二~三週間に一度、先方から技術的な見解を求められる質問が寄せられ、それに対して中立な立場で回答するという程度のやりとりですので、そんな国家の施策について教えて貰うというような大それた物ではありません。

総務省の方と、メールお話していると、不思議と視点が変わってくるんですね。一企業に対しての提案を考えるという事は、「企業にとってメリット」がある事を考えるのですが、総務省の方とお話する時は、視点が「国家」という視点に変わります。

正直「国民のために」なんて言葉を口にするのは気恥ずかしいと思っていました。だいたい、自分なんかが「国民のため」なんて言葉を口に出すなんて、恐れ多い位に思っていました。でも、総務省の方にとっては「国民のため」という視点で物事を考えるのは当たり前の事だし、私が「国民のため」という言葉を口にしても、全然馬鹿にされたりする事は無く、ちゃんと「私の意見に耳を傾けてくださる」んですね。むしろ、私の意見が「一企業視点」であれば、「それは国民のためになるのですか?」とお叱りを受ける位です。

実は私の書いた「SIMロックの解除」の件についても、総務省の方が読んで下さっていたりします。それに対してもちゃんとコメントを頂いたりもしています。

これらの総務省様とのやりとりで学んだ事は、国民が国の事を考えて、意見を述べる事は当たり前の事だし、「自分なんかが…」と恐縮する必要は無いと言う事であり、それを聞いて"一国民が生意気なこと言うな"とは決しておっしゃらないという事です。私の身近な方がたまたま、そうであるからだけかもしれませんが、少なくとも私はこう感じています。

ですから、平凡な一市民であるという事は気にしません。「選挙権がある」時点で、誰もが「国家として意見を述べる資格はある」と考えています。※未成年の方で選挙権無くても自分達の暮らしている国の現在の事、将来の事を、真剣に考えて悪いわけ無いですよね。

■まとめ
という事で、僕は至って普通の人間です。がっかりして、Twitterのフォロワーも随分減るかもしれませんね。それは悲しい事ですが、仕方ない。ただ、過大評価されたままの自分というのも、自然体でありたいと思う自分には、とても窮屈なので、仕方ないのかもしれません。

ただ、こんな普通の人間が、この4ヶ月程、ブログを書いていて学んだ事が一つあります。
奇妙な国日本で、これから社会人になる人達へ」へという一つのエントリーが、あっという間に3万7千人の方に閲覧して頂き「感動した」「勇気を貰いました」「仕事で迷いが生じて居ましたが、原点に立ち返る事が出来ました」といったような言葉を本当にたくさんの方々から頂きました。

自分という人間は、どこにでも居る普通のサラリーマンです。名声があるわけでも、権力があるわけでも、お金があるわけでも、社会的地位があるわけでもない。そんな人間でも、言葉を綴る事で、会った事もない誰かに「勇気」や「自信」を与える事が出来た。それはとても貴重な経験でした。

誰かに「勇気」を与えたり「自信」を持って貰うという事は、別に自分の身分や、収入や、肩書なんて関係無いという事を学ばせて頂いたと思っています。

だから、これからも、ちょっと大げさな事を書くかもしれませんが、「あくまでも僕という人間はどこにでも居る普通の人」なので。
でも、そんな普通の人だけれど、これからも、宜しくお願いします。

■三万人以上が閲覧した、当ブログの人気エントリー
 奇妙な国日本で、これから社会人になる人達へ

■一万人以上が閲覧した、当ブログの人気エントリー
 日本経済の不都合な真実
 SIMロック解除とSIMロック解除後の未来を考察する
 Twitterを初めたばかりの人が読むとちょっと良いこと

■著書
IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入




Comment(2)

コメント

tamagawa3

はじめまして、実名書きませんがすみません。現在は普通に近いサラリーマンです。
大げさでは無く、ひとりひとりが国のありかたについて考えることは必要だと思います。
困ったことがおきてからはじめて、国や政治を責めたててもどうにもなりません。
学校や家庭での教育の充実が、大切なのだと思います。

tamagawa3さん
コメント有難う御座います。私も全くもって同感です。選挙権を持っているんだから、一人一人が国の事を良く考えて、票に想いを託していかないといけませんよね。

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