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人間グーグル・Googleの魅力(2)--歩くヤフー・Yahoo!との違い

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1回目に「(1)--ググられる人」という記事を書かせていただきました。私が解釈する“人間グーグル”のイメージはご理解いただけたかと思います。今回のテーマは“歩くヤフー・Yahoo”との違いです。“人間グーグル”と“歩くヤフー”という二人のタイプの人間が知り合いだったら、あなたはどういうタイプと理解し、どのような接し方をするのでしょうか?


ネットレイティングスが
2007828日に発表した「20077月度のインターネット利用動向に関する結果」によると、GoogleYahooJAPANの利用形態の違いがよくわかります。Googleは検索時間の比率が74%と大半を占めているのに対して、YahooJAPANの場合は、オークションが総利用時間の26%がと4分の1を占めています。また総利用時間数の合計は、Google45843万分に対してYahooJAPAN863034万分と20倍前後の差をつけています。


Yahoo!
辞書で「ヤフる」という単語を検索してみるとGoogleの「ググる」とニュアンスが違うようで、Googleは検索中心のイメージに対して、Yahooの場合は、オークションやコミュニティサイト等のYahoo!のサービスを利用することの意味を指しているようです。

 
これからの資料を元に“人間グーグル”と“歩くヤフー”を整理すると、

 
人間グーグル

・相手から相談や質問を受けた時に、付加価値を付けて情報を提供してあげる前向きな人

・“ググられる人”としての(検索)比率が高い。【(1)--ググられる人 参照

・接する回数は多いが、接する時間は短いので表面的で長い付き合いを好まない。

・どちらかというと人に合わせる(カスタマイズ+マッシュアップ)タイプ。

 
歩くヤフー

・一人一人にコミュニケーションの環境を提供してあげる。

・長い時間でのコミュニケーションを好む。

・どちらかのというと自分の意見を主張(オリジナルコンテンツ)していくタイプ。


自分の思い通りにしたいのであれば人間グーグルに近づき、どちらかというとついていくタイプであれば歩くヤフーについていくというのが自然な姿なのかもしれません。


さて、皆さんは“人間グーグル”と“歩くヤフー”のどちらのタイプが好みでしょうか? 


■関連サイト

人間グーグルとは? (2007.8.8)

人間グーグル・Googleの魅力(1)--ググられる人 (2007.8.27)

人間グーグル・Googleの魅力(2)--歩くヤフー・Yahoo!との違い (2007.8.29)

人間グーグル・Googleの魅力(3)--無料という精神 (2007.8.30)

 

 


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