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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2009年7月31日

2009年8月3日の投稿

2009年8月4日 »

確かにニュアンスが表現し難しいんだけど、最近の若手中堅の人達のたち振る舞いをみていると、

「勝手なことを考え実行してしまう」のと、

「自発的に企画し事前事後にうまく周囲と連携しながら能動的に行動する」って、

明らかに違うスキルレベル、経験値が求められることは間違いないはずなのですが、「KY」という言葉に代表されるように、その辺の境界線をよく理解できずに、結果周囲と協調できない動きになってしまうことがあるようです。

 

これは、先に明言しておきたいのですが、けっして若手中堅がベテラン・シニアにあわせなさいという話ではなく、双方歩み寄りの議論での話です。

どのように歩み寄って業界というかビジネス環境を良くして行こうかという話です。

 

まず経験的に言いますと、

根本的な問題って、

自尊心って、傷つきやすいいし傷つくと嫌だけど、でも時々は壊して再生成しないと、成長もしないと思うんです。

壊すことを恐れているうちは、ずっと成長機会は巡ってこないはずなのですから。

 

これを肯定できるかどうかがカギな気がします。

 

例えば一例ですが、

ある仕事を頼まれて、それが出来上がったときに、その次の仕事へのつなぎ部分までいくらか下準備されている、みたいな、かっこいい立ち回りを依頼者側は最終的には期待したいところなわけですが、

・・・基本なしにそういう応用に走ると、実際立ちまわったときには、結果は、結局全然かっこよくないんです。

他者事例をあげればきっと依頼先の人にも意味はわかると思います。が、・・・あとはタイミングというか、試すバランスというか。

 

・・・丁寧を心がけることはいいことだし、スピーディにやってのけるのも素晴らしいこと。その辺のバランスを意識することは、きっと当人の良さを醸成させる方向としてあっていると思うけど、やっぱり自尊心ってとってもナイーブなものではあるので、1つの要素(例えば正確さ、あるいはスピード等)について結果が出なかった場合、その要素だけ反省しても意味がなかったりして・・・

 

そういう悩みを感じたらそれを機に、トータルで自分全身をみつめたらいいんじゃないかなと思います。

 

応用力を駆使しているときのふりかえりは、トータルで基本要素をチェックしようということです。

基本と応用って、そういう関係にあると考えています。

 

 

そういう機会だからこそ、ほんとにトータルに、たとえば髪型や服装のようなおしゃれとか、普段の着席姿勢みたいな行動様式にまで、些細だけれど周囲から自分がどうみられるかについて注目してみてほしいと思います。

またビジネスベーシックでいうと、作文のバリエーションもメールの書き方も、そしてOAではWORDPPTの文章力や絵心も、それぞれ自身でみつめる余地がいっぱいあると思うのです。

さらには周囲に参考になるネタがないの?ってそういう洞察姿勢も考えてほしいし。

そういう全ての要素を時々一部分解して、自分なりに個々改良点を考え、改善を施してから、各要素を再構成するのです。この活動には客観性が必要です。自尊心が邪魔になります。

「自尊心」を「プライド」と訳すことがあります。

プライドを一時的に「押し殺す」ことは、とても難しいですが、「捨てる」ことはほとんどの人ができないに比べて、意識さえすれば可能なことです。

それができない人は「自身完結型」だと思うのですが・・・

 

自身完結型って、結局伸びしろが少ないんです。

それに気付かない人は所詮マスターベーションの世界で、つまり「井の中の・・・」ってやつで、短期的にはどうあれ、必ず中長期的には淘汰されるんです。

客観性のないレビューはセルフチェックの機能を果たしません。

 

客観的に、自分にないもの、足りないもの。それってなんでしょう。でも足りないからイコールだめ、というわけじゃないんで・・・

足りないことをわかっているって周囲に醸し出せているかってこと、そしてそれをどうこれから補っていこうとしているかをちゃんと適度にアピールできてるかってところも重要です。

 

潜在的には誰もがわかっていることだろうと思うけど、コンサルタントの典型的な成長失敗例って、技術や経験値は「教えてもらえる」のではなくいかに「教えてもらう」かなんです。

(昔は「勝手に&うまく盗むか」だったんですけど。)

 

例えば結果として「うまく伝えられない」のであれば、報・連・相にはなってません。

もし「えー自分はちゃんとやりました。でも相手にうまく伝わらなかったのは残念です」と思うんだったら、まずそのレベルから脱皮しないと。一歩も一手も先が読めない人で終わってしまいます。

「自分はやったつもり」は「勝手な行動」の域を脱していません。「うまく連携できている」のであれば、「自分はやったつもり」と言うまでもなく周囲が能動的に自身の成果や努力を評価してくれます。そう仕向けることは、やはりこれからの世代の人達に意識してほしい姿勢です。ぶっちゃけ、自分みたいな世代が淘汰されたあとに、本来のスタイルで好き勝手やってもらうことは構いませんが、このままでは技術伝承がままなりません・・・

 

 

これからの世代を担う人達には、ぜひ、自身のスキルを定期的に見つめ直し、客観的に分析して基本要素を再構成するくらいの総合的改善活動をしながら、周囲の先人達から効率的に得た経験やスキルを糧に、これまでの我々が到達しえなかった領域へさらにスキルアップして、新しい世代のビジネスを創っていってほしいと願っています。

TORAPAPA

羽方さん!!ゴメンね~、すっかりすっかーり、書評が遅くなっちゃって・・・m(_ _)m

「なぜ?」「なぜなぜ??」ってエントリ、羽方さんも同じこと書いておられたように思います。

 

SE転職力(日本実業出版社

 

まず、著書共鳴部分・・・転職するということは「今の会社をやめたい」じゃなくて「その新しい会社へ入社したい」ことに対する「なぜ?」「どう貢献?」を説明することは大事ですね。「2つのことを同時に行うところが難しい」という点、とても同感します。

「あまり具体的に仕事内容をイメージする必要はない」・・・テクノロジーの進化やビジネス環境変化のスピードが激しいことから具体的に10年先なんてイメージは無理だろうと。「むしろワークスタイルやライフスタイルのイメージが重要」だと・・・いいこと言うなあ。どのくらいその仕事をしたい、いくらくらい欲しい、キャリアパス含め希望する年々の成長度合はどんな感じ?というレベルでいいのだそうです。なるほどなー。

 

自分が当社に転職したとき、どっちかというときっかけは確か「ああ、この会社(前職)から出なさいという暗示的きっかけを与えられてしまった。もう自分のキャリアパスがこの会社上にないや」と思ったことでしたが、それだけでとらえるとどちらかというと悲しいことです。

ただ私の場合、この事象の前に、1つのオファーレターをもらっていたという事象があって、それが当社なのでした。当社の社長が、「入社する気になったらサインして呼んでくださいね。すぐ飛んできますよ。それまでずっと気長に(苦笑)待ってますからね」と言ってもらったことにダイレクトに呼応したのです。実話ですが、そのときホントに社長は電話かメールしたあと数時間後、私の客先近くの、大手町ファーストスクエアビルの1Fカフェに急行してくれて、すぐにサインを交わしました。この思い出は一生忘れることがないでしょう。

 

あと、一番感動したのは、「なりたい立場で考えることがカギ」・・・単純になりたいじゃなくて、「なるチャンスがある=なる準備ができている」という状態を目指すことが重要だと。転職の場合は新卒入社と違って基本は「経験者採用」なんです。つまり、

 

「目指す領域の未経験者じゃ困る」のです。

 

当然と思っていたけど、書籍として読むと、ここが一番、激しく同意したところですね。

 

 

著書方法」ついフォーカスしたつもりですが、羽方さんは、転職力、すなわちケーパビリティ(能力)の磨き方にもフォーカスされています。

良い転職を果たすには、所詮自分が技術や能力を研磨して、蓄えた力を周囲が評価して転職プロセスが成立するんですよ、という助言を与えてくれる本という気がしました。この理解に基づけば、日頃の行動様式や継続的改善の意識向上におおいに役立つ本と言えます。

 

私自身、SEは「生涯キャリア(パス)」なのか、という問いを持っています。

これは私個人の主観ですけれども、SEというキャリアも含め、私がこの世に生を受けて、生きているうちに果たしたいことは、

ITという手段を通じて、世の中を変革していきたい、世界観を変えていく仕事に就いていたい」

 

ということのようです。この本を拝読して(遅いなあ。笑)確信した次第です。

 

もしかしたらプロフィールに書いたかもしれませんが将来的には「モノ売り」や「子供に夢を与える」仕事へキャリアパスを発展させたいと思っているのですが・・・情報技術はとても大切なそのための(自分にとっての)武器であると考えています。

そのためにSEキャリアを通過した、こと最初にそれを選択したことを今でも私は誇りにおもっています。

 

 

羽方さん、そういう気持ちの整理のきっかけを与えてくださり、どうもありがとうございます。拝

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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