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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

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2007年5月31日の投稿

2007年6月2日 »

実はこの仕事をはじめて初の、お役所への提案を今日出しました。

っていうか、既に出していて、企画競争には合格している。 

あとは価格勝負。安い方が勝ち。

【入札初体験前夜(昨日ですね) ・・・】

明日入札がある。

3社コンペ。弊社以外に合格社がいるかは不明。

入札金額、いくらにしよう?!

弊社だけが合格なら、予算ぎりぎりの額(札1)入れておしまい。

2社以上だったら、戦略的に安くした額で勝ちに行く(札2)。

社長に呼び出された。

「いよいよ明日ですね。悔いのないように!!」

はぁ??

どうやら「絶対勝て」と遠まわしに言いたいらしい。

うーむ。

「まあ100戦して100勝というわけにもいくまい」

内なる声が励ます・・・

確かに、応札下限額(提示予算の6割)よりはまだそれなりに高い。でも、結構割り引いているゾ。っていうか相当にタタいてるんですが、既に・・・

これで札は3枚。

弊社1社のみなら札1で決まり。

でも2社、3社だったら札2と札3のどちらかを入れることに。

・・・ううっ。むむーっ。悩むじゃないかあーっ!

「陛下もどうして、お人が悪い・・・」

総額はノルマから比すればたいした額じゃあないが、獲れれば来春までの長期案件。

むきゃーっ!

ええーい、いいや。「エイヤ!!」決まり決まり。

担当営業を呼ぶ。

「もう1札、作ってください」

下限額よりも上で札2よりさらに安い入札用紙を追加作成するよう依頼をした(札3)。

損益再計算。ちょっと油断したらすぐ分岐点。

「しょうがないですよ、大丈夫。新規だし今後長期にお付き合いしたい大事なターゲットなんですから。悔いがないようにお願いしますよ♪」

・・・陛下、なぜそのような悩ましいことを何度も何度も囁くので・・・

これで年後半になって会計締める頃に、

「何ですか、この赤字案件は!!」

「ぎゃぼーっ!ゴメンナサイ」

とかいう会話になったりしないだろうなあ!?

よし、獲るぞ!獲れますように。

あ、お昼食い忘れた。今日はもう帰ろう。

【決戦の日(今日)】

「明日晴れるかな・・・?」

神谷町城山ヒルズの30F

自席から隣の窓ごしに空を眺めている・・・

なんとなく、

今日は桑田けーすけの新曲が頭にずーっと流れっぱなしだなあ。

心の中で口ずさんでしまう。

入札まであと数十分。

札はできた。あとは間違えないように入れるだけ。

さて着いた。

どきどき。わくわく。

入札室には1社一人しか入れない。

入室。

がーん、もう一人いた!

一騎打ちってやつか、臨む所だ。

「ハイ、では1回目の入札お願いしまーす」

早っ。さすが調達部門。事務的ですなーっ。

・・・ん?待てよ。「1回目」・・・?

ついつい札3の下の札2をとりそうになった。

・・・いやいや、バカバカ。最初から最安値じゃないと絶対無理じゃんか。

札3を入れる。数十秒後。

「ハイ、開札しまーす。ジョキジョキ(入札した封筒を切る音)、カサカサカリカリ(開封した入札書をみて何かを書き込む)、・・・えーハイ、それでは、○○社(他社)」に決まりました。以上デス。」

!づがーん!

あっさり敗北。

清々しさ一切なし。悔しさいっぱい。っていうか後悔の塊・・・

ああっ、・・・社長になんて報告すればいいのじゃーっ。

【そして、放心状態のまま、早退・・・】

いやいや、凄い勉強になった。マジで。

企画競争で合格しても、そのあとの価格競争はまさに「Pricing Strategy」。

最安値じゃなきゃ絶対勝てない。

(ちなみに安すぎると低価格応札でNGになります)

むー。別に売上で食べてるけど、そこまでがっついてるつもりじゃなかった。

勝つためなら割引はするけど、利益というより取引単価は投入するコンサルタントの業績評価指標。むやみに下げるわけにはいかない。

会社の利益目標その他と最良にバランスとって、最安値を設定したつもりだった。

それなのに・・・

あー、悔しいなあ、ホントに。

久しぶりに自棄酒だ、今夜(あ、まだ今夕でした)。

入札初体験、衝撃的な教訓を得た気がしマス。

(愚痴エントリで大変失礼しました)

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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