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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

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ポジティブシンキング(もしかして死語?)とかいいますが、ネガティブシンキングも使い方次第で非常に良い効果につながると最近感じます。

特に、小生の場合、「トラブルプロジェクトの救援活動」である程度のビジネスが成り立っていますので、それにおいては、とても重要です。

最近はそうでもないですが、数年前は、周囲から死神のように観られていました(涙)。

・・・そう、

「私がそのプロジェクトに来たということは、そのプロジェクトは大きなトラブルを抱えているということとイコール。ということは、もうこのプロジェクトは最終局面に入ってしまっているということなのか!?なんだよー、あいつ来ちゃったよー。もうこのプロジェクト終わりなんだぁ・・・」

と思われていたのです。

・・・別にいつでも火消しばっかやってるわけでもないんですけど(泣)。

勘弁してよ・・・(ま、でも、たまには残念、当り!な時もあるわけですが)。

で、

トラブルプロジェクトかどうかにかかわらず、そのプロジェクトの支援に参画することになって、小生が最初にとるモードは、冒頭のとおり、「ネガティブシンキング」が多いです。

とにかく、最悪のシナリオを仮定し、現状を調べに調べ、考えに考え尽くします。

  • 把握できてないだけで、進捗が本当はめちゃめちゃ遅れているんじゃないか?
  • ばれてないだけで、本当はあちこちに品質が劣悪な成果物が転がっているのでは?
  • みんな既に士気が失われて、誰もやる気だせない状態なんじゃ?
  • マネジメントが現場わかってなくて「いいからなんとかしろ」とか根性論ばっか言ってるんじゃ?
  • そもそもスキルとか要員数とか、必要量が絶対的に足りていないなんてことは?

徹底的に、目の前のことを否定し尽くしていくのです。

ただし、言葉遣いを始め、日々の言動というか表現には細心の配慮を行い、決して乱暴はしません。これは大きなポイント(典型例:「最悪」「最低」「ぜんぜんダメ」みたいな言葉を多用する)。

丁寧に、
 だけど、
  間違っていること、見逃していること、あえて隠していること、
   を、暴き出し、
    現状を否定し、
     よろしくないこと、根本的な改善が必要なことを、
      心を込めて関係者に伝え、訴えるのです。

努めてネガティブに考えることで、迫りくる最悪の状況を頭に描き、改善の必要性を十二分に納得し、

且つ、

現状はまだ「最悪じゃない」と、より前向きに思えるように周囲を啓蒙する。

そうすると、「現状まだまだ捨てたもんじゃない」、と素直になれる。これが定性的期待効果。

ポジティブシンキングもすばらしいと思いますが、
ネガティブシンキングもこのように用いることで、非常に良い効果をもたらすことがあると思います。

ところで、人それぞれ、結局はそのどちらかが得意なんじゃあないかと思うときがあります。

どちらもできる人ももちろんいると思うんですが、

いずれかが得意だなと思う人は、そちらを多用し、且つそれが周囲に快く受け入れてもらえるように、コミュニケーション力を磨いていただけたらと思います。

こと、ネガティブシンキングに関しては、磨きの足りない人はコミュニケーションが乱暴で損しているんです。
口頭も、メールも、絵心も、素振りも・・・とにかく乱暴で。

ネガティブ派は「粗探し」がある意味得意なわけですから、元来、分析・洞察・発見的スキルに極めて優れていると思うのですが、表現力がつたないので、つい感情的になって相手の努力を全否定したり自分の主張を押し通そうとする。

柄も峰もない刀を振り回すようなものです。自分も相手も、敵どころか味方まで、切りつけ傷つけてしまう。

・・・もったいない。

経験上、そういう意味からポジティブシンキングの方が、問われるコミュニケーション力は高くないレベルで済む気がしますが、一方で自分の性格やプロジェクト等環境特性からネガティブシンキングを軸に仕事をした方がパフォーマンスのいい人の場合、たくさんのスキルを会得し磨くということにさらに優先して、自分流の優れたコミュニケーション術を追求してほしいです。

せっかく「取り柄」たる良い素養を持っているのに、別の欠点っぽいところから能力否定されたらほんとにもったいないです。

ネガティブに考え、

でもそれは前向きに考えるために、最悪の様子をシミュレーションしているだけのこと。

表現までネガティブにやっちゃあ、いけやせん。

厳しい事柄こそ、より丁寧に、心を込めて、伝えていくようにしましょう。。。

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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