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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2006年9月5日

2006年9月12日の投稿

2006年9月13日 »

私のITコンサルビジネスの多くを支えているサービスは、自己紹介にも書きましたが「プロジェクトマネジメント」です。

       釈迦に説法ですが・・・

まず初めに、「プロジェクトマネジメント」という言葉について説明する必要があるでしょうか。釈迦に説法でしたらすみませんが、プロジェクトマネジメント(以降PMと略記)はいろいろ調べると、米軍戦争兵器の開発にはじまり、ついで大型工場や高層ビル、船舶や旅客機のような、現場監督がすべて末端までとても目が行き届かないような巨大なものを製造するときに導入される方法論として定着してきた言葉のはずである、というのが私の理解です。

つまりPMとは本来ITに限った話ではなく、下記3つの要素を監督自らが十分に詳細管理なんてとてもできないような条件下において、1つの概念1つの手法として確立したものなのであります。

l         受注した予算の範囲で作らなければならない

l         約束した期限に作り終えなければならない

l         約束した品質のものを作らなければならない

時々、経営コンサルタントを目指す若いスタッフの幾人かから、自分のキャリアパス上でPMを軽視しているかのような発言を聞いたことがあります。個人的にはとても残念な限りです。

私の意見でしかないかもしれませんが、PMできない人間がそもそも企業経営なんてわかるわけなんてないと確信を持っています。それはなぜかということを、僭越ですが例示してみます。

       プロジェクトマネジメントと企業経営

「プロジェクト」を「企業」と言葉を置き換えてみる。するとこれは、要は企業経営となんら変わらないことと思うのです

l         予算の範囲でビジネスをしなければならない

l         目標期限に商品やサービスを開発し終えなければならない

l         目標品質のものを作らなければ目論見通りには売れない

このように企業経営できる人とPMができる人は求められるCapability(能力)が一緒だと思うのです。だから立派なコンサルタントを目指す人には是非PMの道も極めて欲しいと思うのです。

ただし、1つ注意して欲しいこともあり、企業とプロジェクトのライフサイクルは大きく違うので、PMの重要性に違いはないが、企業経営の失敗は当然企業の終焉を示す。一般的ITプロジェクトのPMはそれに近いことは事実だが、1つのPMの失敗が必ずしも関係する企業の終焉までを示すわけではないかもしれませんから(だからといってPMが企業経営より軽いとか少し手抜きしてもいいというわけではない)。

そして、企業にもプロジェクト(型組織)は多数存在します。企業自体はライフサイクルの終わりにきてしまったらまずいですが、そうならないためにいくつかのプロジェクトが企業経営を支えていくのだと、私は考えているのです。

       プロジェクトマネジメントと料理の関係

私はPM論を料理に例えるのが好きです。

l         どんな料理を作りたいのか、構想や戦略が必要だ。ターゲット(食べて欲しい顧客)に中華を出すのか、和食か、イタリアンか、フレンチか。そう選択した理由はなぜ?相手の好みなのか、自分の主張する得意料理、はたまた季節の旬を振舞うのか。量はどうか?基本的な考えをまずじっくりまとめてからでないと、成功するわけがない。

l         次に、誰が作るのか。優秀なコック?知人?自分?アシスタントは?何名必要?買出しや追い回し(洗い物担当)、煮方・焼き方、そして料理長は誰?メンバーを人選しないと、料理の質も決まらないし、そもそも料理が実現できない。

l         作るための材料はどうしよう?それらはどこで調達できるのか?万一材料が不足したときの物流ルートはどうしよう?

l         どんな風にサービスを提供しようか?場所は?内装は?どのくらい待たせても大丈夫か?待たせている間にオードブルみたいに時間をつなぐ必要は?考えれば考えるほど様々なアイデアが湧いてくる。

l         さてさて、これら全体一体いくらかかるのか、・・・うわーすごいかかるじゃん!じゃあどこか切り詰めなければ・・・・うーん、調整が大変だあ。

l         とするといくらで売らないと採算合わないのか?利益(効果)でるのかな?・・・・あれあれ、高すぎてこれじゃ競争に勝てないよ!(⇒そしてループに戻っていくのです)

このように、料理にも「納期」「予算」「品質」に似たキーワードが出てくる気がします。

ちょっと無理も正直ありますが、コンサルチックに言えば、企業戦略に沿ってターゲットした顧客層が求める「品質」の料理を、許容できる「予算」で許容できる「納期」の待ち時間で賞味することを目指すのです()

私の理解ではレストランの世界において、

ü         まず最初に理想的展開としては、優秀なコックが最高の料理を作ってはじめて経営が成り立つのでしょう。

ü         でも、企業として考えていくと、支店を出したり繁栄をさらに拡大していくには独りでは無理があるので、優秀な経営者と優秀なコック、優秀なバックオフィスや優秀なフロントスタッフ、等々、役割を分担・増員して、各所をおさえていかなければ成功への道は開かれません。

ü         となると、結局優秀なマネジメントがいないと支店開設プロジェクトやジャンルの多様化・他事業展開プロジェクト等、すべては成功しないじゃないかということになります。結局どんな世界にもPMが大事な機能だと思うのです。

そういうわけで私は、PMを極めることはとても大事な経験・スキルになると、本気で思っています。

屁理屈だと思われる方もいらっしゃるかもしれません、が、私も実は若い頃に飲食店開業に携わり失敗した経験を持ちます。小さなビジネスチャレンジでしたが、あのとき流した悔し涙は一生忘れないと思いますし、少なくともちょっとだけは、今日お話ししている理屈を経験として支えている自負もあります。

私は、たまたまのきっかけでコンサルティング会社に入社することになり、また何かの強い縁でたくさんのプロジェクトマネジメントを経験する機会に恵まれてきたが、今思えば幸運なことです。

ただし、マネジメントをうまく実践していくにあたっては、自分を支えてくれたたくさんのスタッフと、自分達をうまい具合に最適活用してくれた顧客・関係会社の方々あって、成功と失敗を良い意味で繰り返してきたわけで、皆様方に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ狭い世の中、プロジェクトマネジャーが待遇の良い職種として認知されていない状況な気もしますが、これからプロジェクトマネジメントが更に注目され、魅力的な仕事になるために、また私自身はこれをコンサルティングサービスとして大成させるために、全力を尽くしていこうと思っています。

・・・今後はもっと、実践的な例示なり、日々の出来事から皆さんへのメッセージを拾っていきたいと思います。

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・・・自己紹介でもふれてしまったので、

今回は私とダーツとの出会い、ダーツと仕事の関係について、簡単ですが考察を述べさせていただきます。

1.       ダーツとの出会い

ダーツに私が出会ったのは、2002年、あるケーブルテレビでやっているイギリスのWorld Darts Championshipの試合。

選抜された世界中のプロが勝ち抜き戦をするのですが、最初は暇つぶしに観ていたというのが正直な感想、ですが、なんかみているうちに、ずば抜けて上手い人がひとり。。。

実はプロダーツの世界では知らない人はいない、Phil Tailor(http://www.planetdarts.tv/page/qtotdetail/0,,10180~727715,00.htmlという世界最強のプレイヤーを認知したのでした。

その後しばらくして、Philにカナダ出身の新鋭(当時)、John Part(http://www.planetdarts.tv/page/mtopdetail/0,,10180~727861,00.htmlが挑む決勝戦をみました。

詳しくは省略しますが、とても熱―――――――い戦い!!

で、結局Philが勝ちますが、今でも名勝負の1つに数えられています(だそうです)。

これをみたあと、酒を飲みながらでしたが、私は自分なりに確信したのです。

1)ルールはシンプルだが、実に奥の深い戦略ゲームである

2)何より集中力の勝負で、だからメンタルが勝因にとても大きく影響する

3)でも日頃の練習がものを言う、センスより努力が大事なスポーツ

4)練習スペースをそう必要としないため、趣味としてもとりかかりやすい

5)素直に、みていて結構、いや超かっこいい!

それから、次の週末に早速東急ハンズでダーツボード、ハードダーツ、フロア保護用のコルクマットやボード取り付け用ツッパリ棒とラック等々、大体5万円くらい購入し、家で早速練習開始してみました(こういう調達の賢いやりかたは結構調べるとネット上でいろいろ勉強できるようです)。

すると、

・・・なんだよ、すっげー難しいじゃん!!

ぜんぜん狙ったところに飛びましぇん・・・・・

きっとマイナースポーツで、ちょっと頑張ればすぐプロ宣言、日本代表もあっという間だろう、という安易で浅はかな私の目論見は、あっという間に壊れ果てたのでした。

でも悔しくて辞めるのは辞め、それから最初は毎週1回くらい自宅で練習していましたが、翌年から小さな大会にたまに出て、他人との比較を始め、3年目からはソフトダーツも始めました。

ソフトダーツはダーツバーなるあちこちでプレイできるスポットがあるため、大会に出なくとも常連さんや仕事仲間とかと遊べるので、どちらもやるようになりまして。そのせいでさらに相対的に自分が評価できるので、本格的に取り組むようになり今年に至ります。

2.       仕事とダーツとの関係

 もちろん私は好きでコンサルタントもダーツも結構はまってやっているわけなのですが、ダーツを始めてから生活に2つの発見がありました。

1)仕事が不調だったり悩みがあるときは、ダーツもまったく調子が悪い。成果の出た日はダーツも絶好調で、明らかに仕事の調子とダーツの成績が比例する。

2)ダーツを少しずつ極めると共に、ゴルフでパットがすごく入るようになった。アプローチも少し良くなった気がするし、コントロール系のショット全般に好影響が出た感触がある。

 科学的根拠はないのですが、ダーツは精神的にいろいろ求められるスポーツなので、集中力は確実に養われる確信があります。

それ以外にも、なんかいろいろ整理すると、多分こんな特徴があるようです。

1)偶数奇数だけじゃなくて、「3の倍数」を扱うゲーム。「19点の3倍エリアに入れると1投で19x3=57点」みたいな。これって頭が柔らかくなりそうで新鮮!? いずれにしても点数計算しないといけないので算数というか暗算が得意になりそう。

2)コントロールが大事なのでイメージ力が問われる(ダーツの軌道とか)。

3)Positive Thinkingじゃないと勝負に勝てない。Negative志向だと本当にその通りになる。

4)意外に体力使います。姿勢の固定、下腕だけで投げる、狙うために視力を酷使、等

5)紳士的なスポーツと言われており、悪態つくようなマナー悪い人は、全体的に、本当に少ないです。ゲームに負けても「ありがとうございました」って素直に言えるみたいな・・・勝負は時の運もあるけど所詮は自分の腕前のなさ、みたいな潔さがあって、私は結構それが一番好きな特徴です。これはプロの試合みると本当に顕著です。

ということで、ダーツ話の出だしはこんなですが、次回は違うITコンサルネタを出したいと思います(・・・そもそもブログに予告を習慣付ける必要性はないかも知れません・・・)。

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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