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僕はもちろん永井豪のファンであり、『けっこう仮面』なる、どうにもしょうがないギャグマンガのバカバカしさをこよなく愛する者である。そのビデオ映画があるという話を、以前知り合いに聞いたらしい。その知り合いが、TVでやっていたと録画を、何とビデオテープで送ってくれた。
が、地デジ化したら、僕の知識と能力ではビデオデッキを現在のテレビに接続できず、ビデオを観られないのである。おかげで、膨大なビデオテープの録画を観ることができないでいた。でも、せっかくなので、使っていなかった小型のモニターを、これまたいただいたビデオデッキにつなげ、何とか再生することができるようになった。
で、『けっこう仮面』のビデオ映画を観てみたが、いやあああ、ほんとにしょうもない映画でした(笑)。原作のマンガは、しょうもないことを目的に描かれたから面白いのだが、こっちはガチでしょうもないのだった。ただ、若い頃の関根勤や、故・ポール牧、プリティ長嶋などが出ていて、懐かしかったりはしたが。91年の作品らしい。
とはいえ、ビデオを観られるようになったのは嬉しくて、さっそく落語のビデオを口直しに観た。小さんの『青菜』『ちりとてちん』『うどんや』を立て続けに堪能。いやあああああ、小さんはいいなあ。うまいなあ。幸せだなあと思いつつ、じっくり観た。
何つっても、酒を飲むとこ、食い物の場面の、素晴らしいこと。『青菜』で飲む酒、『ちりとてちん』で食べる刺身や蒲焼、『うどんや』のうどん。うどんなんぞはアナタ、ふうふう吹きながらゾゾゾとすすりこむうどん、途中で鼻をすする様、つゆを飲んでため息をつくところに客がじっと見入ってしまい、拍手がくるのだ。絶品である。もちろん、腐った豆腐を食う場面もね。
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