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神奈川近文の講演には、先日BSプレミアムで猫と作家を扱った「おまえなしでは生きていけない 猫を愛した芸術家の物語」(11年6月30日 テレビマンユニオン)という番組を作られた方がいらしてくれたり、明日の講義の担当者の方がいらしたりしたのだが、中にうちの二匹の猫を育てられた方と仲介してくださった方がいらっしゃった。このお二人からは「なーちゃんとぷーちゃんの絵を描いてください」といわれ、カメラを向けるとおしゃまさんになるなーと、いつも不機嫌に目を三角にしているぷーの絵を描いた。が、「ぷーちゃんをもっと可愛く描いて」と注文が出てしまい、ちょっと可愛く描いたり。
僕のブログにたまに写真を載せるのを大変楽しみにされているとのことだったので、最近の写真をアップしておきます。わざわざ、ありがとうございました。
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7月23日(土)は、神奈川近代文学館の「漱石と文人たちの書画展」にちなんだ記念講演「孫から見た漱石の書画」でした。なかなかさわやかな日で、ひさしぶりの横浜港が見える丘公園・フランス山はずいぶんきれいになっていた。たまに横浜散歩して中華街でメシ食ったりしたいなあ。
講演は、1時半から3時までだったのだが、どういうわけか僕の頭の中では「1時から2時半」とインプットされていて、レジュメをきっちり2時半に終える速度で進めてしまい、30分余ってしまった。でも、そこはそれアドリブ得意な僕なので、適当に話をつなげ、二件ほど質疑をして無事終了。講演のあと、講演会場で販売した拙著『書って何だろう?』(二玄社)のサイン会。50人ほどの人が並んでくれた。使ったのは筆ペン。
で、ハタとそのとき気付いた。考えてみれば「書画」に関する展示の講演だから、書をやっている方が多いはずなのだ。しまった! と思ったときはもう遅い。宛て書き用のお名前を書かれたメモを見ると、うわあ、僕より字のうまい方がほとんでではないか。こりゃ参った、と思いつつ、でもしょうがないので粛々とサインするほかなかった。とほほ。
書を遊びで始めたのはもう十年前。それから数年はけっこう書いていたけど、今は全然筆をとっていないので、あきらかに手が落ちている。すいません、偉そうなこといって・・・、と思いつつ、顔には出さずにサインし続けたのであった。僕の顔のマンガも入れたので、それでご勘弁願いたし。
ちなみに、展示の中には絵ハガキで漱石が描いたマンガもあったね(野村伝四宛て 明治37年)。
日曜は身体表象専攻のサマーキャンパス説明会があり、さて明日は日本近代文学館の講義だあ。
ご参考までに講演のレジュメを以下にペースト。
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