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« 2009年3月4日

2009年3月5日の投稿

2009年3月6日 »

 Wikipediaの項目をまるごとiPhoneにダウンロードして、オフラインでも使えるようにするアプリがついに日本語に対応しました。以前は英語版のみだったのですが、今回の新バージョン(1.1)では日本語を含む各国語版がリリースされています。アプリ名は、Encyclopedia (Japanese) (App Storeへのリンク)。

 インストールするときには、iPhoneをWi-Fi接続してひたすらアプリ内にデータを取り込む必要があります。日本語版のデータ容量は650Mバイト。最初の英語版をインストールしたときにはまる2日かかったのですが、今回はどれくらいかかるでしょうか。

 価格は1200円。高いとみるか、安いとみるかはユーザー次第。わたしは英語版のユーザーですが、地下鉄でiPod聴いていて、このアーティストのこと、この曲のことを知りたいと思ったときなんかに便利でした。無人島に取り残されたときにも便利(なはず)です。

 ところで、英語版はバージョンアップしてないんですね。家に帰ったらインストールしてみます。

追記:インストールすみました。所要時間は1時間。3、4回中断がありましたが、とにかく完了。

 ここにも書いてありますが、内部リンクがうまくいってません。2バイト対応がまずいと思われるので、バージョンアップは必要でしょうね。アプリケーションのみのバージョンアップでありますように……。

関連記事:
ついにiPhoneにやってきた「オフラインWikipedia」
【Wikipedia】ネット環境なしのiPhoneで読める史上最強の読み物を手に入れた【青空文庫】

koya

 2万4000ものタイトルを取り揃えたAmazonの手腕というのは相当なものがありますね。しかも、あんなしょぼい(当時はそうだった)デバイスのために。しかし、そのおかげでAppleとしても無視することができず、iPhoneという巨大なプラットフォームに入り込むことができたわけで、Kindleを捨て石にしても価値があったと思います。いや、そこからKindleを発展させて、UMPCとiPhone、iPodの中間に位置する新たなプラットフォームとして展開していくつもりなのかもしれません。

AmazonのKindle for iPhoneはキラーアプリになる?

 さて、Kindle for iPhoneがどんなものか、具体的に知りたい人も多いと思うので、その使い勝手をかんたんにビデオにまとめてzoome App Townに投稿してみました。詳細なレビューは、iPhone・iPod touch ラボさんの、

米アマゾン、Kindle用電子書籍をiPhoneでも読める『Kindle for iPhone』を公開
をどうぞ。

 Kindle for iPhoneで現在利用可能なコンテンツは書籍のみで、新聞や雑誌、ブログは(必要かどうかはともかく)利用できません。これらは画面サイズの最適化も必要だと思われるので、後回しになっているのでしょう。

 ユーザーインタフェースはごくごく普通の(iPhoneとしては)電子書籍リーダーで、フォントサイズの変更やしおり機能、目次やページジャンプなどの基本機能しかありません。まあ、書籍ならばこれで十分でしょう。

 Amazon.comには、無料のコンテンツがけっこうたくさんあります。聖書や著作権が失効した、グーテンベルクプロジェクトでも配布されている古典文学が0.0ドルで入手できます。それを転送すればとりあえず金のかからない書籍リーダーとしては機能します。

 それ以外にも、最新の書籍を無料で読む方法があります。書籍のプロモーション用サンプル版をゲットするのです。これも同じように、PC上のAmazon.comで購入(無料だけど)しておけば、すぐにKindle for iPhoneで同期されます。Whispersyncの同期機能はなかなかすばらしいです。

 このWhispersyncを使った同期機能、Amazonが書籍だけで終わらせるとは思えません。いずれMP3や動画などにコンテンツを広げて、Kindleを発展させたデバイスを自社もしくはどこかと共同で出してくるとわたしは予想しています。

 なお、Kindle for iPhoneは米国のApp Storeのみで公開されており、米国Amazonのアカウント(住所は米国)が必要です。

関連記事:
電子書籍リーダーは、ユーザーの目指すゴールを理解すべし:Kindle for iPhoneが現実に!
Amazon、「iPhone向けKindle」リリース
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Kindle iPhoneアプリという手があったか
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koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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