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iPhone 5の本当の意味

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 iPhone 5の本当の意味、それはギターアプリのフレットを増やすことにあります。ネックは長いほうがいい。22フレットよりは24フレット。そのための4インチなのです。

 iPhone 5に最適化されたPocketGuitarで比較してみましょう。

 iPhone 4Sだとこれですが、この画面構成は初代iPhoneから変わっていません。というか、初代iPhoneでも同じように使えるこのアプリってほんとすごいと思うんですけど……。

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 iPhone 5だとこのとおり、フレットが2つ増えます。フレットの幅をもっと狭くすれば1フレットの増。

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 iPhone 5で演奏するとこんな感じです。ね、これならライトハンド奏法ができるんですよ(笑)

 では次。GarageBandでも試してみました。藤本健さんも検証していますが、そこではやらなかった部分を。Smart GuitarのNotes/Scaleのところです。

 まずはiPhone 4SのSmart Guitar/Notes

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 次にiPhone 5のSmart Guitar/Notes

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 Notesでスケールを適用した画面です。最初はiPhone 4SのSmart Guitar

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 そしてiPhone 5のSmart Guitarです。

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 この2つのモードを使ってiPhone 5で演奏した動画はこちらです。

 GarageBandをこの方式で弾くのはちょっと難しいのです。というのは、これだとホームボタンを左側。つまり、PocketGuitarとは逆の方向にしなければならず、さらには1弦の高音部がスケール選択ボタンと重なるため、そこで誤って押してしまう。この演奏の最後もそうして終わっていますw GarageBandのリアルタイム演奏用に、ちょっとボタンの位置を工夫するとかロックするとか考えてほしいものです。

 というわけでお分かりいただけたでしょうか? iPhone 5はiPhoneギタリストの要望により、長くしたのです。でも本当は5インチがよかった。そして10インチ、20インチと長くしたかったのです。今回は実現には至らなかったのですが、いつか叶うと信じて。ではまた。

 Androidも本当にまともなレイテンシーを実現できたらこのようなギター型変態解像度のデバイス作って、笠谷さんにギターアプリ作ってもらうといいと思いますよ。

追記:バード電子の斎藤さんからいただいた、「松尾さんのために作った」というiPhone 5ケースを装着して演奏したものをYouTubeに投稿しました。これだとやる気がでますね(笑) テレキャスターのネックの裏側。テレキャスなのでディストーションサウンドじゃなくてペケペケの音色でカントリーでも弾いてろ、という指摘があったのですが、ぼくはカントリーは弾けないのでそこのところよろしくです。

追記:あと2つ、iPhone 5ギターでエントリー書きました。よかったらどうぞ:
iPhone 10でギターソロを弾いてみました
ジョジョの奇妙な冒険アニメ化で注目されているRoundaboutをiPhoneで演奏してみた

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