松尾公也さんの自転車通勤ネタに刺激され
2/1以来の投稿でございます。
松尾公也さんが「ぼくが自転車通勤で気を付けていること」というエントリーを書いていらっしゃって、共感するところが多かったので、連ねて書かせていただきたいと思います。
僕は中学生時代にチャリンコにハマって、当時住んでいた福岡から九州一円どこにでも行きました。5年ほど前にチャリンコ通勤を始めて、毎日とは言いませんが、15Kmほどの道のりをチャリンコ通勤することがあります。
●走行編
・交通規則を守る(自転車は軽車両扱い)
・赤信号では必ず止まる
・車道では絶対に左側を走る
はい。交通規則を守るのは重要です。これ、煙たく思われるかも知れません。実際問題、左側通行する人はタマにいるし、赤信号を無視する人は、プロのメッセンジャーにさえ存在します。せめてプロには遵法をキッチリやってもらいたいです。
震災直後、チャリ通をする同志が5倍くらい増えた感じがしました。これはつまり、普段乗り付けない人も乗るようになったということです。そうすると、大量の信号無視を初めとして、もう危ない危ない。もう秩序が崩壊しかけていました。当たり前ですが、大人数になればなるほど、ルールを守らないと危ないことになります。
・やむなく歩道を走るときは、車道に近いほうを走る
・前に歩行者がいた場合に絶対にベルを鳴らして避けさせてはならない
・その場合には自分がゆっくり走るか、邪魔にならないようにすれちがえる場所になるまで待つ
歩道をやむなく通るときは、あくまで歩行者優先で、いつでも止まれる速度で走るようにしています。松尾さん同様ベルを鳴らすことはありませんが、もしどいてもらいたいときには、「すみませーん」と声を掛けるようにしています。
・逆走自転車には怒鳴って注意を喚起
気弱なので、怒鳴りませんが :-p 、睨むとか、危ないと感じてもらえる程度、よけるのを遅くしたりはします。
・前方のタクシーには注意する。ドアを急に開けたり、客を拾うために急停車する
これ怖いんですよね。交差点で方向指示器を出さない一般車両もいます。
・イヤフォン、ヘッドフォンをした状態で自転車に乗るのは目を閉じて車に乗るようなもの。集中できないだけでなく、警告音や周りの情報を得ることができない
・携帯電話を操作しながらもダメ。死にたいのかあなたは
・本、マンガを読みながらもダメ。サーカスにでも行け
はい。イヤフォンして、たばこを吸いながら、携帯でメールしつつ、無灯火で、逆送、くらいでフルセットでしょうか、誇張ではなく、たまに出くわします。
あと、「自分の速度で幅を取って走っていいんだ」という意識を持つと、楽になると思います。トラクターで車道を走る(走ったことないけど)つもりで。
自転車で車道を走ると、気後れというか遠慮というか、何となく悪い気がするかもしれません。路肩をあまりジャマにならないように、と意識するかも知れません。路上駐車があったりして、それを避けるために中央に寄ったりすると、怒られるかも、とか。
自転車は、歩行者優先で徐行しない限り歩道を走れないわけでして、軽車両として車道を通行するのが基本なわけです。安全を確保するために路肩から幅を取らないと行けません。路上駐車を通り越す場合は、ドアが開いても当たらないくらい離れる必要があります。進路変更のための後方注意をちゃんとやって、堂々と幅を取って良いはずです。
トラクターは速度がでないですが、自転車より数段幅を取ります。それでも堂々と車道を通るわけで、それと同じことをやればいいんだと思います。
・ヘルメットをつけていないロードバイク乗りはファッション重視だが、たいてい信号無視する
バイクもウェアも決まってカッコイイ人がこの辺のルールを守らないのは、ガックリします。カッコイイ人がやれば見習う人多いと思うんだけどな。
ただ、僕はレーサーではなくツーリスト上がりなもので、ヘルメットをかぶる習慣はないんですよね。。バリバリのレーサーを買うと、かぶりたくなるのかも知れませんが。
●装備編
・ドロップハンドルが難しいという人が多いと思うけど、長距離を走るときにはポジションをいろいろと変えられるから疲れない。フラットバーはけっこう疲れるのです
これもそうですね。やっぱり形には意味があります。
・iPhoneを収納できるマウントがあると便利。ぼくはiCrewってのを使ってる。pinprickというiPhoneアプリで自分の走行位置をツイートしている
!!! そんなもんがあるのかー。僕にとっては、まずはiPhoneを買うところからだな。。
●自転車通勤をしててよかったこと
もう全面的に共感します。
・もちろん帰宅難民にならずにすむそうですねー。 3/11はスーツを着ていたのでチャリ通ではなく、出先の秋葉原から歩いて帰りました。でも、オフィスとさほど変わらないってことで距離は15Kmくらいだと分かったし、道もキッチリわかっていたので、余計な心配をせず計画的なペース配分で帰ることができました。
自転車通勤、もっともっと一般化して、ルール・マナーが浸透し、道路が整備されたりして、もっと気持ちよく使えるようになるといいなぁと、つくづく思うところです。