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しかしながらどんなに優秀な営業でも打率が10割とはいかないので、失注することは多い。
競合他社に負けるのは大変悔しいが、他の案件開拓にエネルギーをシフトするなど新しいスタートを切りやすい。
反面、顧客に決断してもらえない(判断を保留される)ことは、ライバルに負けなかったが、はるかに罪深い。
経験から思うのだが、顧客が決断を引き伸ばす案件を受注するのは、なかなか難しい。
動きが止まっても表立って失注にはならないが、営業は内心とれないと思っているので、ケアが甘くなる。(そのケアの甘さから他社にとられることもある)
バツが悪いのは顧客だってそうなのだ。
①プライオリティが低いか
②顧客にとってそう簡単にクリアできないハードルがあるか
のどちらかである。
顧客にとってプライオリティが低いときに、営業に対して目がないよとはっきり言う顧客は少ない。「買わない」という決定打がない限り、ずるずる返事を延ばすことが多い。
顧客に気まずい思いをさせないためにも、顧客が決断出来ない案件を一旦終了させてしまう、スマートな営業方法はないものか?と考えているうちに、とある体験を思い出した。
以前、飛び込み営業に来られて、私がはっきりと返事をしなかったせいで、気を持たせてしまった案件があった。いいものだったので、返事を保留してしまったのだが、こちらの労力をかけてまで購入したいほどではなかった。
どうしたものかとあいまいな返事を2,3度していると営業から「僕が社長の気持ちを考えずに押しすぎたみたいです。また機が熟した時に連絡します」と言われ感嘆した。
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