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ザ・チーム:個々の自立があってのチーム力

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アークコミュニケーションズにおいて大事にしたいことのひとつに「自立」がある。
「アークコミュニケーションズという(モールの)看板は借りるが、一人ひとりが個人商店だ」というメッセージを創業以来しばらく出し続けていた。

一部の大企業において、別の会社では何も出来ない、何も付加価値を生めない人材を輩出しているのを見て、反面教師にしたかったからだ。

ところが去年になって、「チーム力」というメッセージを強化し出した。
アークコミュニケーションズが、サステイナブル(持続可能な)サービスを提供したいと思った時に必要だと強く感じたからだ。

「自立」と「チーム力」が矛盾しないことは本能では感じていたが、実はなかなか論理だてて説明出来なかった。

そういう時に、なぜ私が今チーム力を必要と感じているのか、教えてもらった本がこれ。

チーム力と多様性あるチーム構成について日米比較で書いた本だ。
個人主義に見えるアメリカのほうがチーム力を重視し、今や日本のほうが個人主義(だけ)に走っていると書かれている。共感。
著者は、チーム力には、お互い議論をぶつけても大丈夫な信頼関係と様々な価値観が現れる多様性が大事と言っているが、自立とチーム力の話には触れていない。私が勝手に感じ取っただけだ。

お互い議論をぶつけても大丈夫な信頼関係の基礎に、「自立」があると私は考えている。
会社設立当初に「チーム力」を叫ぼうとして、方向転換し、「自立」を唱え、今になって「チーム力」を声高に言うようになったのは、そういうことなのだなぁと。

多様性についてはアークコミュニケーションズは
・年齢は20代から60代まで
・外国籍の社員も在籍
・女性のマネージャー比率が50%
なので、結構自信があるかも。

多様性と自立が備わったのだから、チーム力強化にまい進だ~!!!

本が面白く、著者の講演を聞きに行きました!

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