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人事制度改革4:迷いが消えてゴールが見えればあとは一直線!

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人事制度改革において、「Communicate Locally, Market Globallyを実現するサービスの提供」というミッションが明確になり、そのためにarc communicationsが必要と思っているKey Factorが下記に決まった。

・顧客の満足度を高めるオーナーシップとチーム力
・プロフェッショナルなサービスを提供する上で必要なノウハウ・スキル
・会社に利益をもたらす実行力

当初は「顧客の満足度を高めるオーナーシップ」と「チーム力」は別で4つだったのだが、3の法則(なんでも3つにまとめる)が好きな私はなんとか3つにしたかった。
「そうだ! 心・技・体でまとめたらすっきりする!と」思いつき、強引にオーナーシップとチーム力をまとめて心としたので、3つになったのだ。

心:顧客の満足度を高めるオーナーシップとチーム力
  -おもてなしの心(顧客の心の声を聞く)で顧客に感謝され、仕事を頂ける
  -ステークホルダーと適切なコミュニケーションを図り、会社の総合力(1+1=5)をあげる
技:プロフェッショナルなサービスを提供する上で必要なノウハウ・スキル
     -的確な知識と技術による品質・納期・コストを満たしたサービスを提供する
体:会社に利益をもたらす実行力
   -質を落とさず、量を稼ぐ
   -しくみをつくる(可視化、簡易化、文書化、そして共有)

このように会社のメッセージをはっきりさせたら、評価軸がMECEでないことは二の次になり、気にならなくなった。
そして、心技体の3軸で職種ごとに各々6段階にステップを分け、階級や報酬とリンクさせた。こちらの6ステップについてはまだまだ完成度が低いのだが、おいおい改善していけばよいという気分になった。(完成度の高い人事制度を発表すると言う初志はどこにいったのか?!)

というのも、この評価軸が出来たお蔭で、個々のメンバーと目標を決めることが非常にやりやすくなり、会社とメンバーとの約束事項が明確になったからだ。

私が行った人事制度改革は当たり前のことしかやっていない。
ただ、会社とメンバーが明確にベクトルを合わせることが出来るようになるには、arc communicationsの場合、これだけの時間とプロセスが必要だったと言うことだ。
まだまだ完成には遠いのだが、ゴールがどちらにあるかわかったので、あとはそこへ目指して完成度をあげるだけ。でも、まだまだかかるんだろうなぁ・・・

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