マリコさんが反省をしておられますが、正直これは非常に難しいところだと思います。零細企業の当社の場合、たまたま僕しか出社していなかったため、まぁ僕なら何としてでも帰るときは帰るし、帰らないならビジネスホテルに泊まるとか、なんとかするわけですから、たまたま危機管理上は事なきを得たわけです。ま、社員がいても少数ならタクシーで帰るとか、方法はあったわけですが。

 一方で、やまもといちろうさんのブログに、「弊社東京オフィスの完璧な危機管理対応について」ということが書いてあり、結果的にではあるものの、社長の判断を仰がずに動いた社員に触れておられます。

 僕は前職の頃は、経営企画部門の責任者として、こういう判断もしていました。ただね、難しいと思うんですよ。この判断。都内は避難勧告が出ているわけでもないですし、これだけ多くの電車が止まるということを予言できませんし、想像した人もいたかも知れませんが、想像し切れなかった方のほうが多いんじゃないかな、なんて勝手に思ったり。(勝手ですが)

 ツイッターなどで、「こんな時に出社させる企業」などと言った揶揄も見かけましたが、他社のことを四の五のと偉そうに言う気にはとてもなれません。みなさん、その中で精一杯、必死にやっておられるのでしょうから。

 まあ、昨日はどこの会社の経営者、管理部門でも、人のことを揶揄しているような余裕はヒマはなかったでしょうね。前職のことをいろいろ思い出した昨日でした。

kumaboo

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コメント
kitakaze 2011/09/22 11:48

判断の難しさ、とても理解できます。
過去台風の際、私の会社(総務)は先手を打って帰宅指示を出したものの、雨がちょっと降った程度にとどまり判断に失敗したという経緯がありました。
そのトラウマなのか、その後よほどの事が無い限り帰宅指示を出さなくなったのですが、今回はさすがに「弱い」帰宅指示を出しました。

今は気象庁なり国土交通省から気象レーダーや河川の水位情報などをリアルタイムで見る事ができます。
TVなどで愛知、静岡の映像を散々流していましたし、気象庁もお昼に交通機関への影響を考慮して早めに帰宅するよう会見をしていました。
私の意見としては「交通機関に大打撃があるという事は明白であった」という事です。
みなさんビジネスの前線で飛び回っておられるので、このような気象情報をリアルタイムで集める事は困難かと思いますが、それでも社員を管理する立場であれば、もう少し気を配っていただいてもよかったのではと思います。
だってスマホなり携帯でいつでも情報を取りに行ける時代なんですから。

避難勧告ですが住宅地ならともかく、都心の場合は避難勧告が出てから動いたのでは明らかに遅すぎではないでしょうか?
交通機関は既に麻痺状態のはずなので、絶対どこにも行けない状態になります。

結局、今までちょっと帰宅が大変だった位で済んでいたので、今回もそんなもんだろうという認識なのだと思います。
つまり「自然災害に対してアンテナを張っていない状態」。
台風くらいで大騒ぎしすぎなんでしょうか?私。。。
東京は結果的に電車が止まった程度でしたが、それは結果論。
自然災害なんてどうなるか分からないし、備えあれば憂いなしだと思うのですが。

マリコ 2011/09/22 20:21

大木さん
トラバありがとうございます。kitakazeさんのいうトラウマはまさしく弊社もそうで、前回の台風対応で「いや~、準備が素晴らしかったよね」というより、「な~んだ、何もなかったんだ」のように考えてしまった節があります。決算期で残業が多い中、早いタイミングで全員に帰れという指示が出来たかは正直わかりません。しかし、判断のタイミングを早めることで、帰りたいと思っている人がいたとしたら、その人たちに帰ったら、とは言えましたね。結果論では皆で残って仕事も進め、全員無事帰れたので、ほっとしています。

ooki 2011/09/23 07:26

>kitakazeさん
そうですね、マリコさんも書いておられますが、帰宅指示を出してたいしたことが無かったとき、その時にやるはずだった仕事で大事な商機を逃してしまったら。
多くの中小企業の場合、その判断をした管理部門の方は営業から攻められたりするのでしょうね。すると、次はなかなかその判断をしなくなる。
仰有るとおり、大事なことではある一方で、目の前のビジネスもあり、判断に迷った方が多いと思うのです。それでなくても、震災以降しんどい企業も多いですしね。正論と現実の狭間、というやつでしょうか。

ooki 2011/09/23 07:29

>マリコさん
当社は社員が23区なので、つい「なんとしてでも帰れる」と思っていることに、気付かされました。
今回はともかく、今後どうするか、事前に考えておくことが必要だな、と。

とはいえ、僕の知り合いの中には、あの台風のさなかに成果物を待っているお客さんからの督促で、結局夜中まで仕事をしていた、という方もいらっしゃいました。いろいろな都合で、納期があると、ということを考えると、ますます判断が難しくなりますよね。。。
同じ立場ならどうしていただろう、と考えてしまいました。

kitakaze 2011/09/23 11:02

大木さん

連投失礼します。
当日、取引先のSEさんが当社内でのテストの予定でしたが、こちらから予定を変更するようお願いしました。
そうすれば取引先もしがらみが一つ減るでしょうし。

でももし、その日私が管理してるサーバーが故障して当日中に修理しないと、という事態であったら自分の判断で残って仕事していたでしょう。

なので大木さんや大里さんの意見も十分理解できます。

お願いできるとしたら「台風くらい」と思わずに「急ぎの仕事がない人は帰宅するように」という気配りを社員にしていただければ、社員も気持ちが楽になるのではということです。

ooki 2011/09/23 12:00

>kitakazeさん
そうですね。その一方で、会社員の皆さんも指示待ちせずに、提案することが望ましいですね。
「指示されないから」と待っている、あるいはツイッターで愚痴っているようでは、大人としてもったいない気がしました。(当日)


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大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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