スキーオリエンテーリングの観戦の仕方:只今世界選手権大会開催中
スキーオリエンテーリングってどう観戦するの?と聞かれることがある。残念ながら会場に行くと、観戦出来るのはスタートとゴールだ。しかも、1分おきの時間差スタートなので、ただ見ているだけでは、誰が優勝したかもわからない。(クロカンと同じ)
実は、ライブで見るより、インターネット上で観戦したほうがはるかに面白い。というのも、昨今のメジャー大会では、トップ選手にGPSをもたせ、その軌跡を地図上で再現してくれるからだ。
実際は時間差スタートなのだが、同時スタートを仮想して、インターネット上で表示してくれるのでいたれりつくせり。
よって、誰がどこで遅くなったのか(私にGPSがついていると真逆に行っていたり、立ち止まっているのがばれる)、選手によってこんなに選ぶ経路が違うのだと分かって面白い。
例えば、現在カザフスタンで開かれている世界選手権大会の男子スプリント競技でトップ選手がどのように滑ったかは下記である。
<解説>
・地図が小さいので、右横にある縮尺で拡大する。
・△がスタート地点で数字の1から順に13まで通って◎がゴール。
・左下にある三角のPLAYボタンを押す。
・各選手の軌跡が表示されるのをじっと見る。
・黄色のSwedenのPeter Anerssonが優勝。
・優勝者のタイムは15分51秒。12位までその差は1分以内。
↓↓↓
http://sportrec.navirec.com/ui/#18j9vat
へぇ~、ITを利用しているんじゃない、と思ってもらえるだけでも嬉しい。
さて、もっとマニアックな楽しみ方を教えよう。ゴールをしても選手はGPSをつけたままである。選手がGPSを返すところまで軌跡はトラックされる。
◎のゴール後もじっと見ていると、選手の特性がわかる。すぐさま競技場を後にする選手。友達と話しているのかいつまでも帰らない選手。いきなり地図上からものすごいスピードでいなくなる選手(たぶん、GPSを返し忘れて、自動車に乗ったと思われる)
あっ、たぶんこんなこと見ているのは私だけ(笑)
堀江選手にGPSがついていないのが残念!
ちなみに堀江選手は残念ながら35位でした。
スキーオリエンテーリングの説明はこちら。http://www.arc-c.jp/ski/skiorienteering.html
堀江選手を応援したい方はこちら。http://www.arc-c.jp/ski/fan/