元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
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すでに昨日のことになるが、3月8日は国際女性デーだったそうな。
英語版のWikipediaで初めて知ったのだが、この日を国民の祝日としている国は多い。英国でも、2005年に、この日を正式な祝日とすることが国会で可決されたとある。また、今日NPRのラジオ番組で聞きかじったのだが、インドでは、国会議員の3分の一を女性に割り当てるべきという議論が起きているらしい。
翻って日本。子供心に、なぜ5月5日は祝日で3月3日は祝日でないのは不合理だと思っていた。就職活動であからさまな性差別を体験したことは、25年後の今でも記憶に生々しい。
若い頃、女性である私が声高に差別反対を唱えるのは、格好悪いと思っていた。男性の十倍働いて、実績出して、男性と互角に勝負することで、自分の前に立ちはだかる差別の壁を崩すことが快感に思えたこともあった。歳をとってくると、男性と女性とは異なるのは当然、私は女性という性を謳歌しようと開き直るようになった。
でも、心は迷う。社会に依然として性による差別が存在するならば、そしてそれが理不尽ならば、手をこまねいて傍観すべきではなく、差別が少しでもなくなるように、微力でも何か行動を起こすべきではないか....と、鏡の中の自分に問いかけた次第。何をすべきなんだろう?
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