元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
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2009年9月8日 » |
週末、生花のワークショップに参加した。講師は、5月にメルボルンのナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリアで大規模な竹のインスタレーションをされた、華道家の川名哲紀先生。
生徒は全員師範以上の免状を持つ人で、中には私が生まれる前から花ばさみを使っているというような年季の入った方もおられる。それでも熱心に作品に取り組んでおられる姿を見て、本当に、生花にはこれで終わりなんていう概念がないということを、改めて実感した。
ゴールはないけれど、進むべき道はある。ということは、死ぬまで向上し続けられるということ。生花=華道だけでなく、およそ「〜道」と呼ばれるものすべての共通点のようだ。「〜道」に、定年退職という概念はない。
アメリカではベビーブーマーがいよいよリタイヤし始めたが、まだまだ体力的にも知的にも元気なこの世代。物質的欲求はある程度満足されたが、それだけでは足りない。精神的欲求の満足を、「〜道」に求める可能性は、大いにあるようだ。
今はアメリカと日本で半分ずつ教えておられる先生が、「生花は、人の心をいやす、なくてはならない道なのです。これからもっとそれを伝えていかなければ。」とおっしゃった時、私もその方向性には心から同感した。
「線が汚い」といわれたり、技術的にはまだまだ未熟な私だけれど、華道の「〜道」性は、世界に伝える価値があるし、ほんのわずかでも自分がそれに貢献できればと思った次第です。
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