元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
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アテネといえば、なんといっても観光名所はパルテノン神殿のあるアクロポリスの丘。見上げれば町のほぼどこからでも眺めることができる。
ホテルの小冊子で見かけたアクロポリスのウォーキングツアーの案内が載っていたので、参加することにした。シーズンオフなので、お客は私たち二人と米国人カップルという少人数。米国人カップルのだんなさんは、ベルギーのNATO本部に派遣されている軍人さん。このツアーのことはTripAdvisorというウェブサイトで調べたといっていた。
国会議事堂のあるSyntagmaという地下鉄の駅の構内が集合場所だった。私たちを引率してくれたのは、Despinaという名の女性のツアーガイド。SyntagmaとはConstitution=憲法という意味で、ギリシャがトルコから独立した時、まず人々が”Syntagma"を求めたことからこの名がついたという。
考古学を専攻したという彼女は、英語、ドイツ語、フランス語が堪能とのこと。アクロポリスに着くまでに、古代都市国家の時代から、東ローマ帝国時代、トルコ支配、そして独立に至るまでのアテネの歴史を、主に普通の人の暮らし中心に、彼女独自の世界観を交えながら面白おかしく説明してくれた。彼女の「人間なんて、その本質はそう簡単に変わるものではないのよ。」という一言には何となく納得。
ギリシャでは、ツアーガイドの資格を取得するには、数年かけて専門クラスを受講する必要があるという。私、大学時代に試験を受けて一応通訳案内士の資格を持っているのだけれど、要求基準はそれよりかなり高いようだ。
Despinaさん、楽しい時間をありがとうございました。
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