元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。
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民主党大会のクライマックスは、マケイン氏ではなく、副大統領候補のサラ・ペイリン氏の演説だった。
"I guess a small-town mayor is sort of like a "community organizer," except that you have actual responsibilities."
「小さな街の市長は、'コミュニティーオーガナイザー'と似ているかもしれないけれど、市長には責任が課されているのよ。」.... オバマ氏の経験不足を指摘し、自分自身の行政担当者としての実績を強調する部分は、観衆の大声援を浴びた。
でも実際は、オバマ氏もペイリン氏も、その実績の乏しさでは五十歩百歩。20年以上の上院議員経験を持つマケイン氏がオバマ氏の経験不足を攻撃するのなら分かるけど....
昨日の演説を聴いていて、ふと以前の経験がよみがえって来た。フランスの会社SAGEMが、自社の携帯電話に採用するBluetoothソフトウェアをOINAと他の一社にしぼったという。最後の選考段階で、私が直接購買担当の人と電話で話す事になった。
「もう一社は、既に他の携帯電話に採用され、ヨーロッパにサポートセンターもあり実績がある。他方OINAには実績がない。それでもOINAを選ぶべき理由は何か?」
フランス語訛りの英語でそう問われて、かっとなるのを抑えて答えた。
「今どんなに実績があるところでも、最初の機会がきっとあったはず。OINAにその最初の機会を与えて欲しい。弊社のソフトウェア自体がどれだけ優れているか、十分評価されたでしょう。」
幸いこの案件は獲得し、最初の機会が与えられた。
今回の大統領選では、誰に対し、いかにして「最初の機会」が与えられるかを見守って行きたい。
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