佐川明美の「シアトルより愛を込めて」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

« 2008年4月4日

2008年4月10日の投稿

2008年4月11日 »

別に個人的にもらうわけでもないが、毎年楽しみにしている手紙。Berkshire Hathawayのアニュアルレポートが、今年も届いた。

”... all Americans came to believe that house prices would forever rise.  That conviction made a borrower’s income and cash equity seem unimportant to lenders, who shoveled out money, confident that HPA – house price appreciation – would cure all problems.  Today, our country is experiencing widespread pain because of that erroneous belief.  As house prices fall, a huge amount of financial folly is being exposed.  You only learn who has been swimming naked when the tide goes out – and what we are witnessing at some of our largest financial institutions is an ugly sight.

上記は、ウォレン・バフェット独特のウィットに富んだ、昨年一年間の総括だが、国名を変えれば、バブル崩壊直後の日本にもそっくり当てはまる。やはり歴史は繰り返すんだ。

レポートは、Berkshire Hathawayの投資対象が満たすべき要素として、以下の4点を挙げている。
a) a business we understand
b) favorable long-term economics
c) able and trustworthy management
d) a sensible price tag

優れたビジネスは、高い投資効率を維持し競争に打ち勝つための“moat=お堀”を備えていなければいけない、と説く。また、経営陣は優秀でなければならないが、成功を維持するためにスーパースターを必要とするなら、優れたビジネスとはいえない、とも言う。ドリームビジネスの筆頭として、チョコレートメーカーの See’s Candyを例にとっているのが印象的だった。

去年は3万人近くが集まったという、株主総会。会場にはBerkshire Hathaway傘下の会社が特別ブースを設け、いろいろな株主優待オファーをそろえる。バフェットが"Woodstock for Capitalists"と呼ぶこのイベントに、一度行ってみたいと思っている。

sagawa

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佐川 明美

佐川 明美

米国シアトル在住。世界の伝統工芸を紹介する Ashton Road Ltd. のco-founder。

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