2025年も、「IOWN を。
2024年の仕事始めのブログでは「2024年は、IOWNを。」というタイトルですが、2025年も引き続き、仕事においてはIOWNを中心に取り組んでいきたいと思います。
NTTグループが2023年5月に新中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』を公表しました。
新中期経営戦略で示す「新たな価値の創造とグローバルサステナブル社会を支えるNTTへ」の実現に向けて「powered by IOWN」が重要なキーワードとなっています。
2025年は、EXPO 2025 大阪・関西万博が開催される年になり、NTTグループのブースではIOWNの展示が一つの柱となっており、2030年以降の最終目標に向けて、万博では現行の進化版を展示する予定となっています。
2025年は、IOWNは、社会産業を支える基盤としての「powered by IOWN」の位置づけが高まっていく年になると考えています。これまで、IOWNそのものの技術が注目されるケースが多かったのですが、IOWNはこれからの社会や産業を支える分散型プラットフォームを実現するための重要なパーツとしての役割を担っていくと考えています。
IOWNは、「◯◯◯ powered by IOWN」という表現で、さまざまな社会産業の基盤を支え、加速させていくためのEnabler(イネーブラー)としての役割を担っていくのではと期待しています。
2025年、IOWNに関して私自身が取り組んでいくこと
2023年9月にIOWN推進室に異動となり、職場環境や自分自身の立ち位置も落ち着きつつあり中で、IOWNに関してだいぶ理解を深めていけるようになりました。そして、社会や産業、技術などの、さまざまな視点からIOWNについてとらえる機会にも恵まれるようになりました。
そういった中で、自分自身が大きな機会ととらえているのが、大阪・関西万博です。さきほども言及しましたが、万博でのNTTブースではIOWNは大きな位置づけになり、社会やお客様に向けて発信していく重要な機会となります。こういった機会を大切にし、自分自身も積極的に関与していきたいと思います。
また、CxOなどの幹部層から学生まで、さまざまな機会でIOWNに関する啓蒙活動や(ニュースリリース等も含めた)情報発信に取り組んでいきたいと考えています。その際に意識したいのは、IOWNという技術や研究開発の視点というよりは、社会や産業、ユーザ志向を重視して、さまざまな議論や検討、そして、共創の機会を増やし、新たな価値創造につなげていく取り組みをしていきたいと考えています。
最後に、書籍「IOWNの正体」を、発刊日当日に読みました。IOWNのこれまでの動きから今後の展望までまとめられており、とても参考になる内容です。IOWNは中長期的な視点で捉えられるケースが多く、その正体の全貌はまだ見えてないい状況ではないかと思います。
2025年は、powered by IOWN の視点で、その正体を少しづつ言語化していきたいと考えています。