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サステナブルファイナンスの取組みの全体像と今後の取組

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金融庁は2022年4月25日、「サステナブルファイナンス有識者会議」(第11回)を開催しました。

この中から、「サステナブルファイナンスの取組みの全体像と今後の取組」について、とりあげたいと思います。

サステナブルファイナンスの取組みの全体像では、ESG投資情報の集約・可視化、アセットオーナーの取組み強化、ESG評価機関・投資信託、企業開示の充実、金融機関と企業の対話促進といった取組をあげています。

ESG投資情報の集約・可視化では、

・JPX「情報プラットフォーム」の立上げ 〔年央目途〕
・併せて、企業データの集約や、ESG債の適格性に関する認証枠組みについても、検討
・ソーシャルボンドの社会的効果(インパクト)を測定する「指標集」案を公表 〔年央目途〕

といった取組をあげています。

金融機関と企業の対話促進では、特に注目しているのが、GXリーグと連携し、ネットゼロトランジションに向けた企業との対話を促進し、金融・産業での目標設定などの取組み支援する動きです。

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出典:金融庁 「サステナブルファイナンス有識者会議」(第11回) 2022.4

市場機能の発揮では、ESG投資情報の集約・可視化における情報プラットフォームの構築・サービス提供開始など、いくつか注目される取組が計画に盛り込まれています。

スクリーンショット 2022-05-01 162215.png

出典:金融庁 「サステナブルファイナンス有識者会議」(第11回) 2022.4

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