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空飛ぶクルマのユースケースと将来展開イメージ

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経済産業省は2021年5月21日、第7回「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催しました。

今回の会合では、第6回で整理した課題を踏まえ、2020年度に実務者会合のもと設置されたユースケース検討会と各ワーキンググループ(WG)での検討状況について報告されています。

この中から、空飛ぶ車のユースケースと将来展開イメージについて、とりあげたいと思います。

2020年代後半から2030年代のユースケースは以下のとおりです。

2020年代後半から2030年代には、空飛ぶクルマを活用した輸送サービスエリアの拡大(都市等)や高度化(長距離化、高頻度化、オンデマンド化等)等が進展するとしています。また、災害時等の緊急搬送サービスが実現する点もあげています。

2020年代後半から2030年代のユースケース
出典:経済産業省 第7回「空の移動革命に向けた官民協議会」 2021.5

空飛ぶクルマのユースケースの将来展開イメージでは、2023年頃、2025年頃、2020年代後半、2030年代頃に分けて、実現イメージやサービス内容などの将来展開イメージを整理しています。

2030年頃の実現サービスのイメージは、空飛ぶクルマを活用した輸送サービスが拡大し、郊外〜都市部における旅客輸送サービスが提供されているといったイメージとなります。

スクリーンショット 2021-05-22 21.24.03.png

空飛ぶクルマのユースケースの将来展開イメージ
出典:経済産業省 第7回「空の移動革命に向けた官民協議会」 2021.5

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