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政府が進める計算科学技術インフラ

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文部科学省は2019年7月3日、「HPCI計画推進委員会(第40回)」を開催し、将来のHPCIの在り方に関する検討ワーキンググループ報告書概要を公表しました。

文科省では、平成26年度からフラッグシップマシンとしてスーパーコンピュータ「富岳」の開発に着手し、令和3~4年の共用開始を目指し取組みを進めています。また、各大学の基盤センターなどと連携し、HPCIも運用されており、平成30年度末までの研究課題は1,342件(のべ11,685人)となっています。

その一方で、計算科学分野や情報科学分野の動向として、
①利用分野拡大およびユーザーニーズの多様化
②アーキテクチャの多様化(半導体微細化の限界等)
③データ量の指数的増加
④情報分野における教育への期待の高まり

が指摘されています。

最先端の科学的成果を創出するためのHPCIを、引き続き整備・運用していくことは我が国の科学力、産業力等の維持・向上に必要不可欠とし、将来のHPCIの姿を具体化していく上で、以下の4点に十分留意しながら検討すべきとしています。

①アーキテクチャの多様性とプラットフォームの整備
②データ利活用基盤の構築
③ボーダレス化の進展
④人材育成

スクリーンショット 2019-08-01 21.39.20.png

出所:HPCI計画推進委員会(第40回) 2019.7

①アーキテクチャの多様性とプラットフォームの整備では、

将来的には、HPCIには異なるアーキテクチャを混在させ、多様なアプリケーションに適応させるべき。フラッグシップマシンの定義や役割の再検討、HPCIの全体構成の長期的、俯瞰的視点からの検討が必要としています。

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