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⾃動⾞新時代戦略会議 中間整理について

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経済産業省は2018年7月24日、「第2回 自動車新時代戦略会議」を開催し、⾃動⾞新時代戦略会議 中間整理(案)を公開しましたので、その内容を紹介したいと思います。

"CASE"等の⾃動⾞を巡る技術⾰新は、より効率的・安全・⾃由な移動を可能とし、⾃動⾞と社会の関係性に新たな地平を開く可能性を示す⾃動⾞新時代を迎え、⽇本は、電動⾞、電動化の技術⼒、産業・⼈材の厚み、いずれも世界トップレベルを最⼤限に活かし世界をリードしていくべき必要性を示しています。

2050年までの長期ゴールを設定しています。
世界で供給する⽇本⾞について世界最⾼⽔準の環境性能を実現するとし、1台あたり温室効果ガス8割程度削減を⽬指しています。また、⾞の使い⽅のイノベーションも追求しつつ、世界のエネルギー供給のゼロエミ化努⼒とも連動し、究極のゴールとしての"Well-to-Wheel Zero Emission"チャレンジに貢献していくとしています。

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出所:第2回 自動車新時代戦略会議 2018.7

今後5年間の重点取組みである⻑期ゴールに向けた基本⽅針と具体的アクションでは、⽇本の政府・⾃動⾞産業として、⽇本⾞の世界最⾼⽔準の環境性能実現に必要な技術の開発とその普及拡⼤に取り組みつつ、世界各国の政府・産業とも協⼒し、グローバルな環境改善と成⻑との好循環を⽣み出すめ、3つの柱で具体的取組を進めるとしています。

・⾃主開発のみに拘らず「オープン」なイノベーションを促進
・⽇本国内だけでなく「グローバル」の課題解決を⽬指し国際協調
・個別の課題対応でなくトータルの「社会システム」を確⽴

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出所:第2回 自動車新時代戦略会議 2018.7

オープン・イノベーション促進の⾃動⾛⾏時代を⾒据えたオープン開発基盤構築、⼈材育成、サプライチェーン基盤強化では、ターゲットとアクションを以下のとおり整理しています。

スクリーンショット 2018-08-17 14.20.35.png

出所:第2回 自動車新時代戦略会議 2018.7

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