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路車連携による地域モビリティサービス

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国土交通省は2018年4月17日、「未来投資会議構造改革徹底推進会合「地域経済・インフラ」会合(インフラ)(第3回)」を開催しています。

今回は、ICT活用等による地域の社会的課題の解決の中から、路車連携による地域モビリティサービスの強化について、ご紹介をしたいと思います。

■革新的な路車連携技術で魅力ある地域の創造

革新的な路車連携技術であるETC2.0や、AI、自動運転を活用して、単なる渋滞・事故といった幹線道路の課題解消だけではなく、これらの技術を活かし、魅力ある地域を創造するための地域モビリティサービスを強化するための取組を、昨年度より観光地域や中山間地域で重点的に推進していくとしています。

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出所:未来投資会議構造改革徹底推進会合 2018.4.17

■中核となるETC2.0システムのフル活用

中核となるETC2.0は、ICの出入り情報だけでなく経路情報等の把握も可能なシステムであり、高速道路だけでなく、市町村道も含め道路ネットワーク全体での情報収集の充実を図るとともに、バス・トラックの運行管理や高齢者の運転支援等に活かすため、今年度より収集したデータのオープン化に本格的に着手する予定となっています。

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出所:未来投資会議構造改革徹底推進会合 2018.4.17

■地域・資源を楽しむ質のよい移動の実現

重点的に取り組む観光地域では、訪日観光客の増加も睨みつつ、自動車・歩行者・公共交通など総合的な対策を、産学官連携の下でETC2.0やAI等も活用した共通情報基盤を構築しながら推進し、地域・資源を楽しむ質のよい移動の実現が必要としています。

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出所:未来投資会議構造改革徹底推進会合 2018.4.17

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