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第4次産業革命の下で求められる人材

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政府は2017年2月13日、「産業構造審議会 新産業構造部会(第13回)」を開催し、「人材育成・活用システム(雇用、労働、教育)」の在り方について 検討を進めています。

人材・雇用パートでは、

1.第4次産業革命による人材・雇用へのインパクト
2.2030年代の目指すべき将来像
3.課題と戦略
4.政策の柱①:人材投資・人材育成の抜本拡充
5.政策の柱②:柔軟かつ多様な働き方の実現
6.政策の柱③:IT/データによる変革の加速化

をテーマに資料をまとめています。

人材・雇用パートでは、

1.第4次産業革命による人材・雇用へのインパクト
2.2030年代の目指すべき将来像
3.課題と戦略
4.政策の柱①:人材投資・人材育成の抜本拡充
5.政策の柱②:柔軟かつ多様な働き方の実現
6.政策の柱③:IT/データによる変革の加速化

を目次として資料をまとめています。

現在の経済社会システムを構成する諸要素が、結果的に、目指すべき将来像への変革にブレーキをかけている面があるのではないか、という指摘の中、

目指すべき将来像では、

個人では、能力・スキルの継続的アップデート・プロフェッショナル化「キャリア・オーナーシップ」を標準装備をあげています。企業では、多様な人材と柔軟な働き方、プロジェクトベースで付加価値を創出、「職務内容」や「成果」に応じた処遇徹底などをあげています。また、社会においては、人材を獲得・育成・最適配置するエコシステムの構築や社会保障等セーフティネットシステムの刷新をあげています。

全体戦略の戦略の柱として、

政策の柱①:人材投資・人材育成の抜本拡充
政策の柱②:柔軟かつ多様な働き方の実現
政策の柱③:①と②を支える、ITによる変革の加速化

をあげています。

政策の柱①となる第4次産業革命の下で求められる人材では、圧倒的に不足しているIT・データ人材を中心に、新しいスキルやコンピンテンシーを装備するための、人材育成・教育エコシステムを国を挙げて構築することをあげています。

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出所:産業構造審議会 新産業構造部会(第13回) 2017.2

政府では、各産業で求められるスキルや能力等の人材育成について検討し、各省庁が実施すべき具体的な施策に反映させるため、構造改革徹底推進会合の下に「第4次産業革命 人材育成推進会議」の開催をスタートするとしています。

スクリーンショット 2017-02-14 22.01.16.png

出所:産業構造審議会 新産業構造部会(第13回) 2017.2

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