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国内の公共機関や企業における人工知能に関わる研究開発に関わる取り組み

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国内においても、大学や企業などにおいて、人工知能を中心とした研究機関が発足し、活動を進めています。

<政府や大学などの研究機関>

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)は2015年5月、「人工知能研究センター」の新設を発表した。国内外の大学、企業、公的機関と連携し、ビッグデータを活用しながら先進的な人工知能技術の研究開発を推進しています(ニュースリリース)。産総研では、人工知能研究センターを国内のトップ研究者の人材交流の場や、民間企業との連携を促すハブとしての役割を担うことを目指しています。

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出所:産業技術総合研究所 ニュースリリース 2015.5

慶応義塾大学は2015年8月に「人工知能・ビッグデータ研究開発センター」を設立しています。本センターでは、ロボットや人工知能、ビッグデータに関連する要素技術を統合し、人と協働する知能アプリケーションのプラットフォーム基盤となる「PRINTEPS」の開発を進めています。同プラットフォームをベースに学校での授業や喫茶店業務代行ロボット、工場での組み立てロボットなどに対応したアプリケーション開発の取り組みを進めています(関連サイト)。

<企業>

ドワンゴは、2014年11月に人工知能に関わる研究開発を行う「ドワンゴ人工知能研究所」を設置し、機械学習の組み合わせとしての脳全体の計算機能の再現を目指す全脳アーキテクチャや汎用人工知能に関わる研究を、産学官を含む様々な機関と連携した取り組みを進めています(ニュースリリース)。

リクルートホールディングスは2015年4月、人工知能の研究機関として組織を再編し、「Recruit Institute of Technology」を新設しています。AI研究を世界トップ水準に高めるため、機械学習の基礎・応用に幅広く取り組んできた代表的な研究者の米カーネギーメロン大学教授のTom M. Mitchell氏を含む3名のAI分野の世界的権威を新たにアドバイザーとして迎え、リクルートグループ各社と連携したグローバル規模のAI研究を進めています(ニュースリリース)。

楽天は2015年7月、「楽天技術研究所」の海外拠点を米国ボストンとシンガポールに新設したことを発表しました。ボストンの拠点では、機械学習、深層学習などの人工知能分野の研究を中心に行っています(ニュースリリース)。

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