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花見と企業のコミュニケーション

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私の職場では職場で花見をしました。若手社員が花見の場所を早くから確保し、その夜社員が集まり花見を楽しみます。私が所属する部門も7~8割りの社員が参加しました。

新聞等の記事を読むと、今年は職場で花見をする機会が増えているようです。その理由として、企業内の情報システムが進み、社員同士がコミュニケーションする機会が減り、社員同士のコミュニケーションの場を増やすことのニーズが高まってきているようです。「独身寮の復活と企業のコミュニケーション」でも述べさせていただきましたが、独身寮が復活し、若手社員の間のコミュニケーションを充実させる動きも増えてきているようです。

そして、若手社員は中堅社員と比べて、上司との飲み会を好む(抵抗が少ない)傾向があるようです。

企業のITが進化し、社内SNSやイントラブログも一部の企業では導入が始まっています。ITが進化した反面、社員間のコミュニケーションの場が減少し、その反動で社員がリアルな場でコミュニケーションの場を求める傾向が増えてきています。そして、成果主義や個人主義の企業を重視しすぎた反動と、離職率の低減のため、チーム力を求める傾向も増えてきています。

独身寮の復活や職場での花見は、直接企業の業績に直結するわけではありませんが、長い目で見れば、大切な取り組みなのかもしれません。

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