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新たなITサービス普及に伴い人材評価軸は変化していくか?

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新たなITサービスが普及すると人材評価軸は変化するのか?
その新たなサービスとは何なのか?


経済産業省が
629日に『「新たなIT市場の現状と展望」について』を取りまとめ発表しました。ITの進展に伴い出現しつつある新たなITサービスについて、産業の競争力の源泉や社会生活の活力の基盤にもたらすインパクトを可能な限り定量的に把握・分析し、その結果を「新たなIT市場の現状と展望」として取りまとめたものです。

 
例えば企業における新たなITサービスの利用状況は、検索が23.2%Webメールが15.4%、商品サービス比較が14.3%Q&Aサイトが14.3%そしてブログが10.2%SNS6.4%等と続きます。

 
また、新たなITサービスの市場規模は、2006年に約2100億円、その5年後の2011年には約7500億円と予想しています。2006年では、「検索」が約1600億円、「ウェブアプリ」が約300億円となっており、その2つのサービスで市場の86%となるという予測をたてています。

 

では、その新たなITサービスが普及すると人材評価軸はなぜ変化するのでしょうか?

経済産業省の発表資料の中には、新たなITサービスの社会的活動に与える影響として、人材評価軸の変化が考えられるとしています。その内容は、

 

ブログ、SNS、画像共有サイト等の普及や、
検索技術の進展に伴い、
ユーザ自身が積極的・
能動的に情報発信を行うことが一般化しつつ

ある中で、個人に対するキャリア評価が、当該
個人が所属する組織や
具備する資格に対する
評価から、当該個人の過去の成果物や発言、

周囲からの評価に対する評価に移行する
可能性がある。

併せて、企業側においては、優秀な人材を
    確保するために、社内での教育や処遇・評価
    制度だけでなく、成果物の公表や社外活動と
    いった個人としてのキャリア形成に対する
    支援を行うことが重要になること可能性もある。

  
経済産業省が、ブログやSNSの普及や検索の技術の進展に伴い、ビジネスパーソンも成果物の公表や社外活動等にて情報発信することを評価していく時代に移行していく可能性があるという趣旨のものを資料に公表していることに対して時代の変化を感じています。

 

何年後になるかわかりませんが、ビジネスパーソンが人事評価の中に、社会的に評価されている自分のブログを、自分の活動実績に当たり前に書けるようになる時代がもしかしたら来るのかもしれません。

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